「仮面ライダー555」出演の俳優・溝呂木賢が芸能界引退　「急なご報告となってしまい」と謝罪

溝呂木賢インスタグラム（@ken_mizorogi_official）から

　「仮面ライダー555」などに出演した俳優の溝呂木賢（42）が31日、年内で所属事務所「トリプルエー」を退社し、芸能界を引退すると発表した。

　トリプルエーは公式サイトで、「この度、弊社所属俳優の溝呂木賢が、2022年12月31日をもって株式会社トリプルエーを退社し、芸能界を引退することとなりましたのでご報告いたします」と発表。「いつも応援してくださったファンの皆様、お仕事をご一緒させて頂いた関係者の皆様には改めて厚く御礼申し上げます。突然のご報告になりましたことを深くお詫び申し上げます。弊社としては、新たな道を歩むことになりました溝呂木賢を応援していきたいと思っております。彼の人生を温かく見守っていただけますと幸甚に存じます」とファン、関係者へのメッセージを記した。

　溝呂木は自身のインスタグラムで「役者を引退しお芝居の世界から離れる事を決断しました」と報告し、「今まで応援して下さった方々。周囲で支えて下さって居た皆様。急なご報告となってしまい申し訳ありません」と謝罪の言葉をつづった。

　そして「22年間。希望に満ち溢れ、叶ったものもあれば叶わなかったものもあります。普段は経験すら出来ない人生をつくってくれた場所でした。未練が無いと言えば嘘になりますが、決断した事に後悔はありません」と続け、「これから先の事はまだ模索中ですが、今まで自分の気持ちに最大限寄り添ってくださった事務所の社長。所属してから最後までお世話になりっぱなしで色々な事に相談にのってくださった本宮泰風さん。事務所の方々。そして何よりも応援して下さったファンの皆様。お世話になった関係者の皆様。本当にありがとうございました」と感謝。

　「役者をやって居て1番の宝は、良い出会いに恵まれた事でした。感謝しかありません」と重ねて謝意を示し、「これからは違った道を進みますが、これからもよろしくお願い致します」とメッセージを送った。