【紅白】THE LAST ROCKSTARS 初パフォーマンスは紅白!伝説ロッカーたちが世界へ第一歩

[ 2022年12月31日 20:39 ]

<第73回NHK紅白歌合戦>熱唱するTHE LAST ROCKSTARS(撮影・小海途 良幹)
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 大みそか恒例の「第73回NHK紅白歌合戦」(後7・20)が31日、東京・渋谷のNHKホールなどで行われ、特別企画でロックバンド「THE LAST ROCKSTARS」が初パフォーマンスを披露した。

 ボーカルに「L’Arc~en~Ciel」のHYDE、ギターに「LUNA SEA」や「X JAPAN」で活動するSUGIZO、さらに世界的ギタリストのMIYAVIを加えた豪華な顔ぶれ。もちろん、ドラムのリズムを刻むのは、「X JAPAN」のYOSHIKIだ。日本を代表するロックのレジェンドたちが集ったスーパーバンド。11月に開かれた会見で、YOSHIKIは「アベンジャーズみたいな感じだと思っていただければ」とたとえた。

 この日、歌唱前に司会の大泉洋から「なんなんだ、このオーラは」と驚がく。櫻井翔も「そうそうたるメンバー」と驚きながらも「なぜこのメンバーでバンドを組もうと?YOSHIKIさん」と尋ねた。

 これにYOSHIKIは「きっかけというか、HYDEが作ってくれて。SUGIZOとMIYAVI。僕ら(HYDEと)は元々仲が良かったんで、世界で活躍するスーパースターと一緒に組めて光栄です」と語った。

 豪華なメンバーでバンドを組むことにHYDEは「いやーすごいですよ。日々、波乱万丈な人生についていってる」と笑った。

 そんなスター集団らしく、初舞台もビッグだった。紅組「Perfume」の愛にあふれたメドレーの空気を引き継いだ4人は、23日に配信リリースされたばかりのロックナンバー「THE LAST ROCKSTARS」を披露。SUGIZOとMIYAVIがかき鳴らす重厚感あるダブルギターに、メロディアスな旋律をHYDEの美声が彩った。ステージ後にYOSHIKIは「「なんかいい感じですね。ロックっていう感じで。この4人で、ある種なんか感極まるとこありますね。みんなヒストリーがあって、歴史があって、ここにたどり着いてるんで」と語った。

 23年1月26日に有明アリーナで開催される初ライブを前に、4人が全国のお茶の間にひと足早く、その勇姿を見せた。前日の囲み取材でYOSHIKIは、「明日がなんと、このROCKSTARSの初披露となります。僕らは世界っていうものを目指してこのバンドを結成して、日本から世界に向かってるという舞台をこの紅白から。ホームですからね」と宣言。年の瀬の大舞台への愛着を口にしつつ、世界への第一歩を紅白で記した。

 73回目を迎えた今年の紅白は、改修工事を終えたNHKホールで2年ぶりに開催。同所での有観客での開催は、3年ぶりとなった。司会は大泉洋(3年連続)と橋本環奈(初)桑子真帆アナウンサー(2年ぶり4度目)。スペシャルナビゲーターとして「嵐」の櫻井翔も参加した。

 ゲスト審査員は「嵐」松本潤、プロフィギュアスケーター羽生結弦さん、プロ野球ヤクルト村上宗隆内野手、サッカー日本代表森保一監督、女優・芦田愛菜、黒柳徹子、福原遥、歌舞伎俳優・坂東彌十郎、アーティスト西村宏堂、新国立劇場舞踊芸術監督の吉田都氏。テーマは「LOVE&PEACE―みんなでシェア!―」。

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