ROLAND　芸能界での苦悩を赤裸々告白「メディアに対して…」

ホストで実業家のROLAND（C）AbemaTV,Inc.
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　ホストで実業家のROLAND（30）が30日配信のABEMAのバラエティー番組「有田哲平の引退TV」に出演。“批判との向き合い方”について持論を述べた。

　くりぃむしちゅー有田哲平とフワちゃんがMCとして初タッグを組み、「極めて近い将来、芸能界を引退します」と宣言した有田が、一緒に引退したほうがいい芸能人に引退勧告をするという、異色のバラエティー番組。

　ROLANDは親友でもある女優の足立梨花と共演。足立からメディアに出たキッカケについて聞かれると「ホストが芸能界に行っても通用するというのは、業界のやつらに勇気を与えるためにもやりたかった」とコメント。ROLANDは「アメトーーク!」などのバラエティー番組を観ながら芸人たちのツッコミを観察し、勉強してきたと明かすも、なかなかテレビのオファーは来ず、ホスト業界に身を置いて7年目でやっと密着番組の声がかかったそう。「バラエティーを観て勉強したこと、自分の見せ方を全部発揮しようという気持ちで番組に出た。純粋にテレビの中の人になれたのが嬉しくて、あのときが一番芸能界に対して熱量が強かった」と当時を振り返りながら語るも、足立からは「そのROLAND様はどこ行っちゃったの？そんなに薄れちゃったなら引退しようよ」と鋭い指摘が入ることに。

　ROLANDは「芸能界での目標は特にない」と応じるも、芸能界でのやりがい、魅力はあるといい「見ず知らずの人が自分の言葉で元気になってくれるなんて、こんなに嬉しいことはない。ホストクラブだと1対1で、1人しか幸せにできないけど、メディアは多くの人を一瞬に幸せにできる。自分の言葉で人の人生を変えられるというところが、（芸能界の）やりがいになっている。どれだけ会社のためといっても、本当に嫌いなことだったらできていない。しがみつきたいとは思わないけど、この業界は好きだし、言葉だけはどんな人にも負けないぐらい素敵な言葉が言えると自負があるし、この武器をメディアで使っていろんな人を俺の言葉で明るくしたい」と語った。

　だが、そんなROLANDも芸能界での活動に対して悩む瞬間もあるそうで、「メディアに対して自分が完璧であるのを見せすぎて…本当は完璧じゃないのに。カメラが目の前にいたらカッコいい自分を見せたいと思ってしまうから、それで自分の首を絞めちゃうときもあって。でも大前提、完璧を目指していたい。完璧な人なんていないのは分かっているけど、完璧を目指さないことは罪だと思ってる」と、ROLANDならではの名言が飛び出し、スタジオを沸かせた。