【藤井棋聖ぶっちゃけQ&A(4)】「勝者の記念写真」希望は?「浜辺の佐藤会長、かっこいいけど…」

[ 2020年7月22日 05:34 ]

リラックスした表情でインタビューに答えた藤井聡太棋聖(撮影・小海途 良幹)
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 将棋の史上最年少タイトル保持者、藤井聡太棋聖(18)がスポニチのインタビューに応え、戴冠者としての思いを明かした。(聞き手・構成 我満 晴朗)

 ――これからは対局とは少々違う質問になります。現在、棋士は公の場でソフトと対局することが禁じられていますが、もし禁が解ければ、かつての電脳戦のように対決してみたいですか?
 「(即答で)あ、いや、思いません。将棋ソフトと人間の戦いという点で、数年前に電王戦があって、2017年に佐藤天彦名人(当時)とポナンザが対戦し、(佐藤の2連敗で)将棋ソフトの高い実力が示されたと思ってますし、今後は対決とはまた違った形での関わりになるのかなと思います。自分としてはソフトを活用することで自分自身の将棋の新しい可能性を感じることができると思いますし、より自分の棋力を高めることができると思うので、そういうふうに使っていきたいと思います」

 ――ソフトは対戦相手としては見ていないと。
 「自分で練習で指してみることはあるんですが、今の段階でそういった公の場で対局することはないのかなと思います」

 ――今ある以外に、もう一つ駒が追加できるとしたら、どんな駒がよろしいでしょうか?
 「ええええ~。う~ん。どうですかね…。どの駒が追加されても自分が弱くなってしまうので困るんですけど(笑い)どうでしょうね、振り飛車党なら(チェスの)キャスリング(1度に2手指してキングを囲う手法)みたいのができればなんか得しそうですけど、居飛車党なので(笑い)キャスリングはうれしくない。角と王の位置を交換できたらいいのかなとは思います。ちょっと微妙ですかね(笑い)」

 ――居飛車としてはそれがいい。
 「飛車と交換すると振り飛車になってしまうので(笑い)」

 ――スポニチ主催の王将戦について。挑戦者決定リーグからのスタートで、仮に7番勝負の挑戦者になると「勝者の記念写真」を撮影します。こんな格好で撮られたい、というような希望はありますか?
 「(笑いながら)そうですねえ…(しばし熟考)佐藤康光会長が浜辺で将棋を指している、あの写真がなんかかっこいいなと思ったんですけど、自分がやるかというと…はい(笑い)」

 ――逆にNGは?
 「うーん、どうですかねえ(笑い)」

 ――大嫌いなキノコに囲まれる写真とか。
 「キノコには囲まれたくないです(大笑い)」
(続く)

 《素敵な「勝者の罰ゲーム》王将戦では一局ごとに翌日、勝者の写真撮影を行う。カメラマンが工夫を凝らしたその写真は、将棋ファンの間ではなぜか“勝者の罰ゲーム”と呼ばれる。「こんな所で将棋を指したのは初めてです」。2007年第56期王将戦第6局を制し、一夜明けの撮影を終えた佐藤康光棋聖(当時=現日本将棋連盟会長)がポツリ。舞台は静岡県河津町の今井浜海岸。どんな写真を撮ろうかと海でたそがれながら考えている時、映画「ピアノ・レッスン」が頭に浮かんだ。その違和感を大事にしようと、構想を練った。佐藤棋聖が将棋を指すという王道の行為と、将棋を絶対に指さない海岸で素敵な違和感が撮れたように思う。(写真部・吉田 剛)

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