長瀬智也 来年3月末でジャニーズ退所、裏方の仕事へ「芸能界から次の場所へ向かいたい」

[ 2020年7月22日 20:35 ]

「TOKIO」長瀬智也
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 ジャニーズ事務所は22日、「TOKIO」の長瀬智也(41)が来年3月いっぱいで事務所を退所し、今後は個人で活動すると発表した。城島茂(49)松岡昌宏(43)国分太一(45)は来年4月1日に「株式会社TOKIO」を設立し、ジャニーズグループ関連会社として「TOKIO」の活動を続ける。

 事務所側は、長瀬の今後について「少年時代にジャニーから教えられた“人の個性を大切にする”という考え方のもと、長年にわたって培ってきた表現者としてのクリエイティビティ―を活かし、他事務所に属することなく、裏方としてゼロから新しい仕事の形を創り上げていくことになりました」と説明した。

 長瀬自身もファンクラブの「ファミリークラブ」会員向けサイトでコメントを発表。

 「本来であればファンクラブで親身に支えて下さった会員の皆様に一番早くお伝えしなくてはいけないところ、ネットや雑誌で憶測が飛び交い、御心配、御迷惑をお掛けしてしまった事を深くお詫び申し上げます」と正式発表前にさまざまなネットの情報や憶測記事などで心配させてしまったことをファンに謝罪。スポンサー・関係者に対しても「このようなお知らせをさせて頂くことのお詫びと共に、これまでのご厚情に深く感謝申し上げます」とし、「特にレギュラー番組で時間を共にしたスタッフの方々には本当に感謝しています。恥ずかしながら自分が何を貢献出来たか思い当たらず、ただただ楽しませて頂いていたことに 申し訳ない気持ちでいっぱいですが、これからはテレビの前で応援させて頂きます」と人気を博したレギュラー番組への思いを明かした。

 ジャニーズ事務所での30年間について「感謝の言葉よりも気持ちの詰まった作品でお返ししたいという想いでなんとかやって来た30年間でした」と長瀬。「色々な方々に支えられながら、自分らしく僕のような人間がこんなに輝かしい場所で自由に表現させて頂けたことに心より感謝しています」と感謝を記しつつ、「事務所のスタッフやメンバーと何年も話し合いを重ねた結果、今日のご報告となりました」と長く協議を重ねた末での今回の結論であることを強調した。

 「僕は今、これで終わりだと肩を落とすよりも、よく此処までやって来れたなとメンバー全員を讃えます。TOKIOの音楽活動が原動力となり個人仕事も沢山勉強させていただきました。最高のメンバーと幾つもの作品を共に作っていく中で自分達にしか出来ないモノを見つけることが出来たような気がします」「そしてTOKIOを育ててくれたプロデューサーにも敬意を感じてます。どんな時も妥協せず一緒に頑張ってくれたメンバーや関係者、スタッフの方々に心から感謝しています」とTOKIOへの熱い思いを吐露。「彼らが教えてくれた全てのことを大切に、来年の3月をもって芸能界から次の場所へ向かいたいと思います。皆様にはその時まで温かく見守っていただけたら幸いです。また何処かでお会い出来たら、僕のやりたかった事を分かって頂けるよう邁進するだけです」と自身の新たなる道への決意をつづった。

 「これからもTOKIOは存続します。皆様の変わらぬ応援を勝手ながらよろしくお願いします」と新たなスタート切る「TOKIO」への支援を呼びかけ、「これまでの30年間、皆様に愛されて人生で1番幸せな時間を過ごすことが出来ました。本当にありがとうございました」と感謝で締めくくった。

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2020年7月22日のニュース