ROLAND展 300万円未払いで逃げられた「ルイ13世」も展示「戒めと教訓に」

[ 2020年7月22日 14:35 ]

自身が立ち上げたブランドの洋服で会見に登場したROLAND
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 「現代ホスト界の帝王」と呼ばれる実業家でタレントのROLAND(27)が22日、「ラオックス道頓堀」(大阪市中央区)で開催される展覧会「Ro Land~俺か、俺以外か~」(7月23日~9月9日)を内覧した。会見ではコロナ禍であえぐ人々に“名言”を授けた。

 昨年、現役ホストを引退。独立して開業した東京・歌舞伎町のホストクラブ「THE CLUB」は、新型コロナウイルスのコロナ禍で閉店した。同様に苦境を味わう経営者らに、「“止まない雨はない”。受け身でいるだけでなく、能動的にアクティブにチャレンジもしてほしい」と助言。自身はアパレルブランド「CHRISTIAN ROLAND(クリスチャン・ローランド)」を立ち上げ、「ずっとやりたかったこと」と新規事業に意欲をみせた。

 数々の名言や写真展示のほか、ホストクラブを再現したVIPルームでは、VRゴーグルを装着してカリスマホスト・ROLANDの接客を体験できる。密集を避けるための入場制限や、消毒・マスク着用などの感染対策を講じ、昨年に続く開催が実現した。「このご時世に“おかわり”して頂けるのは純粋にうれしい」と話した。

 初めて私物も展示。ホストクラブで客が高額ボトルを注文した代金を立て替える「売り掛け」で300万円を未払いのまま逃げられた際の「ルイ13世」が飾られる。ブランデーが少し残る生々しいボトルには「戒めと教訓にすると誓い、それ以降2度と売り掛けをしなかった」などの本人解説付き。「それぞれの私物にストーリーがある」と語っていた。 

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2020年7月22日のニュース