藤井棋聖 最年少タイトル呼んだ棋聖戦「勝負メシ」一挙公開!

[ 2020年7月22日 05:37 ]

藤井聡太 今年の勝負メシ
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 7月16日に第91期棋聖戦5番勝負の第4局で渡辺明棋聖(36)を破り、17歳11カ月で将棋の史上最年少タイトル保持者となった藤井聡太棋聖(18)。注目を集めるのは、対局中の昼食に食べる「勝負メシ」だ。棋聖戦の食事を対局VTRとともに振り返る。

 ▼棋聖戦第1局(6月8日、東京・将棋会館)
 【「ほそ島や」カツカレー】
 振り駒の結果、先手藤井に。戦型は渡辺得意の矢倉になり40手目まで先後同型の脇システムに進んだ。中盤、渡辺の飛車角両取りにひるまず飛車捨てから迫り、大駒4枚を相手に渡しても攻めを続行。最終盤、渡辺王をあと一手で詰む「詰めろ」の状態へ追い込む。続く渡辺の16回連続王手の猛攻を逃れ、安全地帯へ。解説した久保利明九段が「神に近い」と絶賛する、157手での投了へ追い込んだ。

 ▼棋聖戦第2局(6月28日、東京・将棋会館)
 【「渋谷松川」海老天重】
 この対局も矢倉へ進行した。藤井が金矢倉を崩して金を中央進出する斬新な構想を披露。4段目に金と銀2枚が並ぶ布陣を敷いた。中盤、渡辺が放った金取りの角に対し、藤井は持ち駒の銀を自陣に据えて対応。AIが4億手読ませても候補に挙げなかったが6億手読ませると最善手としたAI超えの一手。渡辺に終盤粘るチャンスを与えない後手番での90手勝利は師匠・杉本昌隆八段から贈られた和服で飾った。

 ▼棋聖戦第3局(7月9日、東京・都市センターホテル)
 【「和食処 梅林」冷豚しゃぶサラダ定食】
 藤井も得意とする角換わり腰掛け銀へ。昼食休憩前に76手まで進むハイペースだった。渡辺が事前研究で初手から藤井王の背後に飛車を打ち、王手をかける90手目までを読んでいたと終局後、明かすほど入念な準備で臨んだ。残り10分を切った99手目で渡辺が2時間近く残したアドバンテージは大きく、142手で1勝を返した。通算34回目のタイトル戦でもストレート負けを免れた。

 ▼棋聖戦第4局(7月16日、大阪・関西将棋会館)
 【「やまがそば」みそ煮込みうどん】
 3度目の矢倉に。30手目まで先後も同じ第2局と同一進行から先手渡辺が手を変えた。自らの得意戦法で負けたままではいられない意地がのぞく。終盤の入口、渡辺が角を成り飛車取りとしたが藤井は意に介さず、渡辺陣に銀を打って飛車取りと攻め合いを貫く。さらに逆サイドから渡辺王の退路をふさぐ桂を打って迫り、優位を決定づけた。最後は渡辺の連続王手を振りほどき、シリーズを制した。

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