「半沢直樹」“怪演”猿之助、顔芸で魅せる「ウザいヤツ」…大和田似?「血筋ですね」

[ 2020年7月22日 09:00 ]

半沢直樹 令和の倍返しだ!(7)

ポーズを決める市川猿之助(撮影・会津 智海)
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 平均視聴率22・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録したTBS日曜劇場「半沢直樹」の第1話で、大きなインパクトを放ったのは歌舞伎俳優市川猿之助(44)の悪者っぷりだった。半沢に立ちはだかる、東京中央銀行・証券営業部部長の伊佐山役。表情豊かに半沢を挑発する姿が視聴者から“顔芸”と称賛された。

 第1話の放送中、ツイッター上には「憎たらしい!」などと、悪役にはこれ以上ない褒め言葉が並んだ。「最初は抑えて演じてたんですけど、監督が“もっとやっていい”“べらんめえ調でやって”と言うので。監督の指示が一番だと思ってやった結果です」と実に控えめ。高視聴率に貢献したはずだが「作品自体を多くの方が待ち望んでいたからね」と、あくまでも作品の力だと感じている。

 言葉とは裏腹に、第1話から大活躍。幕開けから猿之助の長回しのシーン。「世界の果てまで追い落としてやる」とドスの利いた低い声で、半沢への怒りを煮えたぎらせた。

 「悪軍団だから、半沢にとってウザいヤツになろうと思ってやってますよ。半沢は時代劇なので、悪が面白くないと盛り上がらない。いかに盛り上げることができるか、相手役が良くないと面白くないのは、歌舞伎や舞台と同じですよ」

 大和田取締役を演じる香川照之(54)はいとこ。2人の共演も話題だ。「顔芸は大和田からの流れでしょうね。香川さんにアドバイスも頂きましたが、芸が似てるとすれば、それはもう、血筋ですね」と笑った。

 前作は視聴者として楽しんだ作品。「結末は分かるじゃないですか、半沢が勝つって。それなら見なくて良いじゃんと思うんだけど、見ちゃうんだよね」。それと同様に視聴者は伊佐山が半沢にどう屈するのかを楽しみにしている。「僕はあっさり土下座します。抵抗しません。長いものには巻かれます。あっさり」。いとこ譲りのどんな土下座が見られるのか注目だ。

 ◆市川 猿之助(いちかわ・えんのすけ)本名喜熨斗孝彦(きのし・たかひこ)。1975年(昭50)11月26日生まれ、東京都出身の44歳。慶大文学部卒。四代目市川段四郎の長男。83年に二代目市川亀治郎を襲名し初舞台。07年にNHK大河ドラマ「風林火山」に武田信玄役で出演。12年に四代目市川猿之助を襲名した。現代風の演出を取り入れた「スーパー歌舞伎セカンド」にも挑戦している。屋号は澤瀉屋。血液型O。

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