ソフトバンク前監督の工藤公康氏が同学年のヒロシを解説前に激励

ソフトバンク・工藤前監督

　ヒロシよ、平常心でね――。昨季の21年までソフトバンクを指揮した工藤公康氏（58）が25日、開幕戦のテレビ解説者としてペイペイドームに戻った。試合前に対応し「ご無沙汰でーす！会えて良かったー」と軽いタッチで報道陣と挨拶を交わすと同じ58歳の藤本監督を自然体で激励した。

　「自分の思った通りにやったらいいんですよ。瞬間、瞬間を対応できれば問題無い。普通にやったらいいんですよ。平常心で」

　昨季10月末の藤本監督就任時には「ヒロシならできるよ」とさらりと送り出していた。相談されたことは、現時点ではないという。現在は農業やプロゴルファーの娘たちのサポート活動などをしながら野球情報を気にしている。「（ドームの）上から見るのは久しぶりだからね。そうなんだよ。上から見ると解説者の気分かな」と、ご機嫌で試合開始を待ちわびていた。