オリックス 12年ぶりの開幕戦勝利へ一丸 6回に宗が先制打「必死で食らいつきました」

[ 2022年3月25日 20:01 ]

パ・リーグ   西武ーオリックス ( 2022年3月25日    ベルーナ )

<西・オ(1)>6回2死、先制の適時二塁打を放つオリックス・宗(撮影・尾崎 有希)
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 12年ぶりの開幕戦勝利へ、オリックスが先制した。山本と西武・高橋の投手戦の様相となった一戦。0―0の6回2死二塁で、宗が先制となる右翼線適時二塁打を放った。2ボール1ストライクからの4球目、高橋の内角141キロ直球を、はじき返した。

 「開幕戦の緊張感の中、みんなで“なんとか先制点を”と言っていましたので、安達さんが出て、(福田)周平さんが進めたチャンス、とにかく必死で食らい付きました」

 攻撃の手を緩めない。なおも2死二塁で、吉田正も右前適時打で続き、「宗がいい形で先制点をたたき出してくれたので、ファーストストライクから積極的にいきました!なんとか援護できてよかったです!」。この回2得点。開幕戦はリーグワーストの10連敗中。11年は引き分けで、最後の勝利は金子(日本ハム)が楽天を相手に完封した10年まで、さかのぼる。敗れれば、プロ野球ワースト11連敗(91~01年阪神)に並ぶ危機で、好投する山本を援護した。

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2022年3月25日のニュース