菅野の恩師・門馬敬治氏は復活確信「誰かとの競争ではなくて、自分との戦い」開幕戦巨人最多5勝目称える

[ 2022年3月25日 21:54 ]

セ・リーグ   巨人4―2中日 ( 2022年3月25日    東京ドーム )

<巨・中1>勝利投手の菅野18の肩を叩く原監督(撮影・久冨木 修)        
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 13年に巨人入りした菅野は、今年は節目の10年目。東海大相模(神奈川)時代の恩師・門馬敬治氏は「高校のときからストイックでした。目指すところは常に高かった。あの頃から“プロに行くんだ”という気持ちが出ていた」と振り返る。

 門馬氏は毎年のキャンプ前、シーズン開幕前には激励のメッセージを送ってきた。昨年は故障に苦しみ、不本意な成績に終わったが「今年はやりますから、期待してください」という返信を見て、自信を感じたという。

 「プロに入ってからの智之は、誰かとの競争ではなくて、自分との戦い。自分のいるステージが上がれば、見える景色も変わる。それでも完ぺきを目指すから、悩みや葛藤が出てくる。巨人だけではなく日本のエースとして見られるし、それが宿命なのかな」

 球団最多となる開幕戦5勝目をマークしても驚きはない。「まだやれるという自分へのトライは続けるんでしょうね。楽しみなシーズンです」とさらなる成長に期待した。(川島 毅洋)

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