阪神・糸原 クリーンアップに気負いなし「自分の仕事をやることに変わりはない」昨季ヤクルト戦で大暴れ

[ 2022年3月25日 05:30 ]

打撃練習を行う阪神・糸原(撮影・大森 寛明)
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 ヤクルト戦で5番に入った時の阪神・糸原は怖い。同条件が昨季6試合あり、打率・417(24打数10安打)をマークした。同カードの打率・293よりもはるかに高い数字。開幕戦も5番確実だ。

 ただし、本人にクリーンアップの気負いはなく「去年からいろんな打順を打っているが、チームのためにという思いでやっている。どこを任されても、自分の仕事をやることに変わりはない」とフォア・ザ・チームを訴えた。

 春季キャンプ序盤に新型コロナ陽性になり出遅れたが、「野球を一度離れて、感謝の気持ちを再確認した」と気持ちを新たにした。1死三塁で犠飛や内野ゴロで1点をもぎ取る打撃、通称「事起こし」に優れているとして、井上ヘッドコーチから「事起こし請負人」と称えられる。6年目の仕事人が、大きな事をしてくれそうだ。

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2022年3月25日のニュース