楽天・則本 6回1死から初安打許し崩れる 満塁から中村奨、レアードに連続適時打浴び3失点降板

[ 2022年3月25日 17:55 ]

パ・リーグ   楽天─ロッテ ( 2022年3月25日    楽天生命 )

<楽・ロ1>楽天先発の則本(撮影・篠原岳夫)
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 プロ野球が25日にセ・パ両リーグで開幕。その先陣を切って、楽天対ロッテ戦が午後4時1分にプレーボールとなった。

 楽天史上最多となる7度目の開幕投手を務めた則本昂大投手は、序盤から内外角にキッチリ投げ分け、5回までノーヒット投球。しかし、6回1死から平沢に四球を与えると、続く1番の高部に三塁線へバント安打を決められ、1死一、二塁とこの試合初めてピンチを迎えた。

 さらにマーティンに死球を与え、1死満塁とピンチを広げる。この場面で、続く中村奨を追い込みながら、フォークボールを左前へ運ばれ、先制を許すと、レアードにも左前に運ばれ、3失点して降板した。5回1/3を投げ、99球、3安打3失点だった。

 「大事な一戦。全員で勝ちたい」と則本。チームは昨季ロッテに9勝15敗1分けと大きく負け越し、CSファーストSでも敗れた。則本は同戦で4試合に先発して1勝0敗、防御率1・61だったが「昨年かなりやられた。毎年やられるわけにはいかない」と強い気持ちを持って臨んだ一戦で、白星を挙げることはできなかった。

 ▼則本 (厳しい表情で)平沢選手への四球がもったいなかったです。それだけです。

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