上一色中 明徳義塾中撃破で8強、左腕・住が8奪三振1失点完投

[ 2022年3月25日 05:30 ]

スポニチ主催 文部科学大臣杯第13回全日本少年春季軟式野球大会第3日 ( 2022年3月24日    静岡市西ケ谷総合運動場野球場ほか )

<上一色中・明徳中>勝利の瞬間、喜びを爆発させた上一色中の住
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 静岡県内の8球場で、2回戦16試合と3回戦8試合が行われた。チーム初の2回戦突破と勢いづく上一色中(東京第2)は、3回戦で優勝経験もある明徳義塾中(高知)を3―1で破って8強入り。このほか名古屋ドジャース(愛知)などが勝ち上がった。前回覇者の星稜中(石川)は、2回戦で、明徳義塾中に0―1で惜敗。25日は、準々決勝4試合と準決勝2試合が行われる。

 上一色中の左腕・住(すみ)が、前回4強の明徳義塾中に1失点完投勝利。チームを初の8強入りに導いた。「調子が良かった」と振り返った住は、直球とスライダーを織り交ぜ、3安打、8奪三振の好投。「明日も全力で勝ちにいきます」と力を込め、山本主将も「油断せず大切に戦って、目標である日本一を目指して戦います」と闘志を燃やした。

 ≪全員野球で突破≫名古屋ドジャースは全員野球で、8強入りを決めた。2回戦でエースの清水が完投勝利。ダブルヘッダーとなった3回戦は3回無死一、三塁、3番の森重が唯一の得点となるセーフティースクイズに成功。先発の板野が4安打完封した。山田英司監督(55)は「選手主体で考え、実行する野球で勝ち上がってきた。良い雰囲気なので、明日も全国制覇をサポートしたい」と話した。

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2022年3月25日のニュース