中日 立浪監督黒星発進も、3年目の岡林が希望の「光」 「2番・右翼」で先発し3安打の固め打ち

[ 2022年3月25日 23:06 ]

セ・リーグ   中日2ー4巨人 ( 2022年3月25日    東京D )

<巨・中(1)>5回、安打を放つ中日・岡林。投手・菅野(撮影・河野 光希)
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 中日は巨人との開幕戦に2―4で逆転負けを喫したが、「2番・右翼」で初の開幕スタメンに起用された高卒3年目の岡林勇希外野手(20)が3安打の固め打ちで期待に応えた。

 まずは3回に2死一、三塁から巨人・菅野のカットボールをとらえ、立浪中日の初得点となる右前適時打を放って勢いをつけた。

 「チャンスの時こそ、立浪監督から教えていただいたボールを長くみて、逆方向も意識する。その意識で良い結果になってくれたので良かった」

 5回には2死一塁から右前打でチャンスを拡大。9回も1死一塁から左前打を放って巨人に食い下がった。

 20日のロッテとのオープン戦で右手の薬指を負傷。患部をテーピングで固め、まだ痛みが残る中でしっかりと結果を出した。期待の若手に立浪監督も「非常に良い働きをしてくれた」と目を細めた。

 岡林は「開幕戦は大事だが、これから140試合以上ある。きょうも反省はしっかり怠らずにしていきたい。これから大事な打席が多くなってくると思うので、しっかり集中力を保ってやっていきたい」とさらなる活躍を誓った。

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2022年3月25日のニュース