巨人・菅野 球団新の開幕5勝目へ6回2失点で降板 MAX149キロで5奪三振

[ 2022年3月25日 20:34 ]

セ・リーグ   巨人―中日 ( 2022年3月25日    東京D )

<巨・中(1)>5回、福留を三振に打ち取り、グラブをポンと叩く菅野 (撮影・森沢裕)
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 巨人のエース、菅野智之投手(32)が今季開幕戦となった中日戦(東京D)に先発登板。6回で7安打を打たれながらも2失点とまとめ、勝利投手の権利を得て降板した。

 5年連続、上原浩治を抜いて球団最多8度目の開幕投手となった菅野。2017年に最優秀バッテリー賞に輝いた盟友、小林誠司捕手(32)と昨年11月11日のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ・ヤクルト戦(神宮)以来134日ぶりにバッテリーを組んで大役を務めた。

 2回に丸の12球団最速となる1号ソロで先制点をもらった菅野だったが、直後の3回に2死から相手先発投手の大野雄に内野安打されたのをきっかけに大島に連打され、味方の失策も絡んで一、三塁のピンチ。岡林に3連打目となる右前適時打を許して同点とされた。

 4回には開幕戦に滅法強いビシエドに勝ち越しソロを許して1―2。だが、味方打線が5回に広岡、ポランコ、岡本和の3連続適時打で3点を取って4―2と勝ち越すと、6回の1死二、三塁というピンチを切り抜け、この回限りで降板となった。

 菅野の投球内容は6回で打者26人に対して106球を投げ、7安打2失点。5三振を奪って1四球を与え、直球のMAXは149キロだった。

 菅野がこのまま勝利投手になると開幕5勝目は別所毅彦、斎藤雅樹の4勝を抜いて球団新記録となる。
 

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