大谷 開幕投手決定的、次回登板27日決定 中5日で2度登板し4・8大役へ

[ 2022年3月25日 02:30 ]

キャッチボールをする大谷(撮影・光山 貴大)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)の次回オープン戦での登板が26日(日本時間27日午前5時5分開始)の敵地ホワイトソックス戦に決まった。ジョー・マドン監督が23日(同24日)、明言した。「先発6人制」とする方針も明らかになり、4月7日(同8日)の開幕・アストロズ戦で先発することが濃厚となった。

 照りつける太陽の下、チームの遠征に同行しなかった大谷は軽めのキャッチボールを行い、シャドーピッチングを繰り返した。オープン戦とはいえ、中4日はメジャー5年目で初。26日(日本時間27日)の登板へ、イメージを膨らませていた。

 マドン監督は明言こそしなかったが、球団広報が「今後の先発ローテーションは6人体制になる」と公表。順調なら65~70球がめどとなる26日の登板から中5日を空けて4月1日(同2日)のレッズ戦、再び中5日で7日(同8日)の開幕・アストロズ戦に向かうことが確実だ。

 オープン戦初登板だった21日のロイヤルズ戦は投手に専念し、3回途中1失点、最速99マイル(約159キロ)を記録した。26日の投打同時出場の可能性についてマドン監督は「まだ本人と話し合っていない」としつつ「前回は投手専念を希望していたが、今回は投打同時出場したいのではないか」と予想。メジャー5年目で初の大役に向け、残り2試合の登板で調整は最終段階に入りそうだ。

 今季の大谷は指揮官から1番起用が多くなることも示唆されている。24日(同25日)のカブス戦は打者で出場予定。代名詞の特大弾をかっ飛ばし、投手調整に弾みをつけたい。(テンピ・柳原 直之)

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2022年3月25日のニュース