タイブレークで2点打も実らず サヨナラ負けの木更津総合・菊地

[ 2022年3月25日 16:31 ]

第94回選抜高校野球大会第7日第2試合 2回戦   金光大阪4―3木更津総合 ( 2022年3月25日    甲子園 )

<第2試合 金光大阪・木更津総合>13回(木)1死二、三塁、菊地は勝ち越しとなる中前2点適時打を放ち、ガッツポーズする(撮影・椎名 航)
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 2戦連続のタイブレークになった木更津総合(千葉)は逆転サヨナラ負けを喫したが、3番・菊地弘樹(3年)が見事な一打を放った。1―1でタイブレークに入った延長13回。送りバントで1死二、三塁となって迎えた打席で、スライダーを鮮やかに中前へはじき返した。「データを見て、試合前からスライダーを狙っていた。それまで体が開く悪い癖が出ていたので、開かないようにセンター返しを意識した」と振り返った。

 同じくタイブレークに入った21日の1回戦では、山梨学院が内野5人の変則シフトを敷く中、強攻して左飛。この左飛でタッチアップして三塁を陥れた二塁走者・山田隼(3年)の好走塁もあって、チームはサヨナラ勝ちした。今度は内野4人の二遊間を破って2点勝ち越し。しかし、その裏にサヨナラ押し出し死球で敗れ、菊地は「大舞台はいい投手がいっぱいいる。そのレベルについていけるように練習したい」と夏へ出直しを誓った。
 

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2022年3月25日のニュース