DeNA 3年連続開幕黒星…広島に17安打11失点の完敗 ホーム大観衆ため息

[ 2022年3月25日 22:06 ]

セ・リーグ   DeNA3ー11広島 ( 2022年3月25日    横浜 )

<D・広1>6回途中降板する東(右)と三浦監督(撮影・島崎忠彦)
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 DeNAは広島との開幕戦で17安打11失点と惨敗で3年連続開幕黒星となった。

 3年ぶりの開幕白星へ大役を任されたのは自身初開幕投手となった東。初回は三者凡退に抑えたが、2回先頭の松山の一ゴロを一塁手知野が失策して出塁を許す。続く板倉に右前打を打たれて無死一、三塁のピンチを招く。会沢を右飛で打ち取ったが末包に先制点となる左前適時打を浴びた。その後もピンチは続き、1死満塁で大瀬良に左前適時打を浴びて2点目を失い、西川の左犠飛でも1点失ってこの回だけで3失点。

 その後は5回まで毎回安打を打たれながらも無失点で抑えた。1―3の6回先頭の上本に四球を与えた後に東は左手の指先を気にするしぐさを見せてベンチに下がり、そのまま緊急降板となった。2番手の砂田は小園にライトフェンス直撃適時二塁打を浴びるなど打者6人3安打4失点の大炎上で降板。1死満塁のピンチでマウンドに上がった3番手の伊勢も松山、末包と連打を浴びてこの回は打者一巡で5点を失った。その後、8回から5番手で登板したルーキーの三浦が3点を失った。

 打線も1―8の7回2死一、二塁で桑原の左中間への適時二塁打で2点返すのが精いっぱいでチームは敗戦した。4年目で初の開幕スタメン「6番・一塁」をつかみ取った知野直人内野手も、拙守で東の足を引っ張ってしまった。

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