阪神・矢野監督「出した俺の責任」 新守護神・ケラーが痛恨の2被弾で最大7点差を逆転負け

[ 2022年3月25日 22:39 ]

セ・リーグ   阪神8ー10ヤクルト ( 2022年3月25日    京セラD )

<神・ヤ(1)>  手痛い逆転負けに肩を落とす阪神・矢野監督(撮影・大森 寛明)
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 最大7点差を逆転されての黒星発進となった矢野監督は、継投失敗の責任を背負った。

 「出した俺の責任として受け止めてるし、7点差をひっくり返されるというのはなかなかないので。投手も勝負に行った結果なので、これを受け止めながら、どう立て直していくかということを俺がやっていかなあかんやろうし」

 序盤から打線が活発で4回までに14安打8得点で8―1とした。ただ、8―3と5点差となった8回からの中継ぎ陣が誤算。2番手の斎藤が2点を返され、なお2死一塁でセットアッパー・岩崎を投入したが、まさかの3連打を浴び、1点差に迫られた。

 9回には来日初登板のケラーを投入。山田のソロで追いつかれると、サンタナにも決勝2ランを許した。新助っ人の守護神継続については「今すぐ決断というのはなかなか難しいけど、この時点ではシーズンを戦う上でケラーに頑張ってもらわないとというのがあるんでね。現状はそう思っています」とした。

 昨季限りで退団したスアレスの穴がいきなり露呈した形。勝ちパターンの継投の確立が急務だ。

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2022年3月25日のニュース