ロッテが開幕戦快勝 石川歩が7回無失点で初の開幕戦白星 高卒新人・松川虎生は完封リレー導く

[ 2022年3月25日 18:59 ]

パ・リーグ   ロッテ4─0楽天 ( 2022年3月25日    楽天生命 )

<楽・ロ1>好投する石川(撮影・篠原岳夫)
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 プロ野球が25日にセ・パ両リーグで開幕。その先陣を切って、楽天対ロッテ戦が午後4時1分にプレーボールした。試合はロッテの石川歩投手(33)が7回3安打無失点の快投。4─0で快勝した。

 2年ぶり3度目の開幕投手となった石川は直球、変化球ともに低めを丁寧につき、5回まで1安打投球を披露。楽天・則本との息詰まる投手戦となったが、6回に中村奨、レアードの連続適時打で3点をプレゼントをもらう。7回に味方の失策から1死一、二塁のピンチを背負ったが、和田を中飛、鈴木大を左飛に抑えた。無四死球と安定した投球で7回を99球で投げ切った。8回は新外国人のゲレーロ、9回は益田が締めた。

 ドラフト1位・松川虎生捕手(市和歌山)は「8番・捕手」で先発出場。高卒捕手として、1955年谷本稔(大映)、2006年の炭谷銀仁朗(西武、現楽天)以来、史上3人目の高卒新人の開幕先発マスクとなったが、石川をしっかりとリード面で支えた。石川も「いつも通りでいい。要求通りに投げられたらいい」と話していたが、2人の呼吸は抜群だった。石川は3度目の開幕投手で初めて白星を手にした。

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