巨人3年連続開幕白星 菅野6回2失点で球団新の開幕5勝目 ポランコ3安打大暴れ 大勢はプロ初セーブ

[ 2022年3月25日 21:37 ]

セ・リーグ   巨人4―2中日 ( 2022年3月25日    東京D )

<巨・中1>2回 先制ソロを放った丸(右)を出迎える原監督(撮影・久冨木 修)        
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 V奪回を目指す巨人は中日との接戦を4―2で制し、3年連続となる開幕戦勝利。オープン戦最下位から白星発進を飾った。

 5年連続、球団最多8度目の開幕投手を務めた菅野は6回で7安打を打たれながらも2失点とまとめ、プロ108勝目となる今季初白星。開幕5勝目は別所毅彦、斎藤雅樹の4勝を抜いて球団新記録となった。ドラフト1位ルーキーの大勢はプロ初登板で初セーブを挙げている。開幕戦で新人がセーブをマークするのは球団初。

 巨人は2回、6番・丸の12球団最速となる今季1号ソロで先制。1―2で迎えた5回には2死走者なしから内野安打で出塁した吉川が二盗に成功し、悪送球で一気に三塁へ。左内腹斜筋筋損傷のため欠場した坂本の代役で開幕スタメンをつかんだ広岡の左中間フェンス直撃二塁打で2―2の同点とすると、ポランコが右前に勝ち越し適時打。主砲・岡本和も3者連続適時打となる左翼線二塁打を放って4―2とした。

 8回には3番手右腕・デラロサが2四死球を出して2死一、三塁のピンチを招いたが、ここでリリーフした4番手左腕・高梨が後続をピシャリ。9回はドラフト1位ルーキーの大勢が連打と死球で2死満塁のピンチを招きながらも無失点で締めくくった。大勢は自己最速タイの158キロをマークしている。

 また、新助っ人のポランコは初回の来日初打席初安打から3打席連続安打を放つなど4打数3安打1打点と大活躍だった。

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