DeNA 新助っ人クリスキーが2軍巨人戦登板へ

[ 2022年3月25日 05:30 ]

DeNAのブルックス・クリスキー
Photo By 代表撮影

 DeNAの新外国人、前オリオールズのブルックス・クリスキー投手(28)が、26日(平塚)もしくは27日(ジャイアンツ)のイースタン・リーグ巨人戦で、来日初登板を予定していることが24日、分かった。

 マイナーの「ドクターK」がついにベールを脱ぐ。右腕は日米間の手続きが遅れ、23日に横浜市内の球団事務所でオンライン入団会見を終えたばかり。だが、来日前から米国内で練習を積んでいたとあり仕上がりも早く、近日中の実戦登板にこぎつけた。

 1メートル91の長身で最速は158キロ。マイナーでは過去4年間で通算134回2/3を投げ178奪三振、奪三振率11・9をマークした。入団会見では「これまでの直球とスプリットの球種に、新球種を1つ増やして勝利に貢献したい」と、日本の野球に適応する姿勢も示した。

 1軍は、25日に開幕を迎え広島と3連戦。横浜反撃ののろしを上げるシーズンとなるが、オープン戦では、来日6年目のエドウィン・エスコバー投手の不調など、中継ぎ陣の不安もぬぐいきれなかった。

 その中で、三原一晃球団代表が「チームでもクローザーを争える投手」と評するクリスキーの早期昇格は、待ち望まれるところ。三浦大輔監督は、三嶋一輝投手と山崎康晃投手の「ダブルストッパー構想」を掲げているが、その2人にクリスキーが1枚加わることが、浮上への鍵となることは間違いない。

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2022年3月25日のニュース