国学院久我山 春夏通じて初の8強!! イチローイズムで快進撃だ 

[ 2022年3月25日 17:04 ]

第94回選抜高校野球大会第7日第3試合 2回戦   国学院久我山6-3高知 ( 2022年3月25日    甲子園 )

<高知・国学院久我山>初回1死二、三塁、先制スクイズを決める国学院久我山・下川辺(撮影・成瀬 徹)
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 第94回選抜高校野球大会第7日は25日、阪神甲子園球場で2回戦が行われた。第2試合では国学院久我山(東京)が高知(高知)を6-3で破り、春夏通じて初の8強進出を決めた。

 高知の先発・山下の立ち上がりを攻めた。連打で1死二、三塁の好機をつくると、4番・下川辺の意表をついたセーフティースクイズで三走が生還。相手の悪送球の間に二走も還って2点を先制した。3回に1点を返されたが、5回に2番・上田のスクイズと3番・木津の右中間適時三塁打で2点を加点。8回にも2点を加えて、高知を突き放した。

 投げては先発。渡辺が4回を1失点。5回からは2番手・松本慎が好リリーフを見せて、高知の反撃を8回と9回の2点に留めた。

 昨年11月に日米通算4367安打を誇るイチロー氏(48=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)から指導を受けて、選手の意識が変わった。ただ、20年12月に同氏から指導を受けた智弁和歌山は昨夏の甲子園を制しているだけに、まだまだ満足はできない。次戦は27日の第3試合、26日の第1試合の星稜(石川)-大垣日大(岐阜)の勝者と対戦。勢いに乗って、さらに上を目指す。

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