ゴールデングラブ賞 岡本和&由伸など6人初受賞、由伸は個人6冠 菊池涼は二塁手最長9年連続

[ 2021年12月2日 15:30 ]

巨人・岡本和真(左)とオリックス・山本由伸
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 プロ野球「第50回三井ゴールデン・グラブ賞」が2日に発表され、パ・リーグの甲斐拓也捕手(ソフトバンク)が最多得票で5年連続5回目の受賞。初受賞は6人。セ・リーグでは岡本和真内野手(巨人)ら3人、パ・リーグは山本由伸投手(オリックス)ら3人が初受賞。山本由はこれで先発投手タイトル4部門(最多勝、防御率、最多奪三振、勝率第1位)と沢村賞に加え個人6冠目となった。

 他に初受賞を果たしたのは柳裕也投手(中日)、近本光司外野手(阪神)、辰己涼介外野手(楽天)、宗佑磨外野手(オリックス)ら4人。リーグ優勝したオリックスからは2人が選ばれ、宗は三塁手部門での選出となった。日本シリーズを制したヤクルトからは中村悠平捕手が唯一の選出。中村悠は6年ぶり2度目の受賞となった。

 広島・菊池涼介内野手は二塁手では最長の9年連続選出。山本浩二が持つ10度受賞の球団最多に並ぶまでマジック1になった。

【セ・リーグ】
投手  柳裕也(中日)初受賞
捕手  中村悠平(ヤクルト)6年ぶり2回目
一塁手 ビシエド(中日)2年連続2回目
二塁手 菊池涼介(広島)9年連続9回目
遊撃手 坂本勇人(巨人)3年連続5回目
三塁手 岡本和真(巨人)初受賞
外野手 鈴木誠也(広島)3年連続5回目
外野手 近本光司(阪神)初受賞
外野手 大島洋平(中日)4年連続9回目

【パ・リーグ】
投手  山本由伸(オリックス)初受賞  
捕手  甲斐拓也(ソフトバンク)5年連続5回目 
一塁手 中村晃(ソフトバンク)2年連続2回目
二塁手 中村奨吾(ロッテ)3年ぶり2回目
遊撃手 源田壮亮(西武)4年連続4回目
三塁手 宗佑磨(オリックス)初受賞
外野手 荻野貴司(ロッテ)2年ぶり2回目
外野手 辰己涼介(楽天)初受賞
外野手 柳田悠岐(ソフトバンク)2年連続6回目

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