【侍・栗山新監督就任あいさつ全文】長嶋さん、王さん、星野さん…「先輩の思いをしっかり胸に刻んで前に」

[ 2021年12月2日 16:34 ]

<侍ジャパン・新監督就任会見>日の丸を掲げる栗山監督 (撮影・白鳥 佳樹)
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 今季まで日本ハムで監督を務めた栗山英樹氏(60)が2日、野球日本代表・侍ジャパントップチームの新監督就任発表会見を行った。栗山新監督が率いる日本代表は、今夏の東京五輪で金メダルを獲得した稲葉篤紀監督(49=現日本ハムGM)の後を受け、23年3月に開催を目指す第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で09年以来14年ぶりの世界一を目指すことになる。

 栗山新監督は、30日に開かれた侍ジャパンの強化委員会で次期監督就任が正式に承認されていた。

【栗山英樹新監督あいさつ全文】

 「本日をもって侍ジャパントップチームの指揮を執らせていただくことになりました。監督をファイターズでやる前、WBCに関しては1回大会、2回大会すべての試合、現場で見させてもらいました。そして五輪においても、プロアマ合同チームで臨んだシドニー、アテネ、北京すべての試合を現場で見させてもらいました。その日の丸をつけることの意味、日本野球の意味、ジャパンチームの意味、その重さ、責任、そういったものは本当に心の底から感じています。そんな中、今年は稲葉監督含めまして選手たちの頑張りで悲願であった五輪金メダル、そして日本シリーズでも本当に素晴らしい戦いの中で、野球の素晴らしさっていうのが伝えていかれた年だと思います。ただその野球をこれからどういうふうに発展させていくのか、そしてその素晴らしさをどうやって理解してもらえるのか、そういったことを含めて全力を尽くしなさい、というふうなことを言われているような感じがしました。過去、野球が始まったころから、野球の大先輩方がつくってくださったこの野球の環境、これをどうやって次の世代に残していくのか。そのことっていうのは、ずっと野球の先輩方から言われ続けてきました。歴代の素晴らしいジャパンの監督さん、本当にその思いを持ってやられていたと思います。その先輩の思いを、しっかり胸に刻んで前に進んでいかなければいけないと思っています。その中で、とても大切なことは、僕もそうですが、プロ野球に憧れて、そして日の丸に憧れて、みんなが野球をやっている。軟式野球であったり、そして朝、社会人になっても野球をやってくださっている皆さん、少年野球の皆さん、そしてソフトボールなど、野球型のスポーツをやっているみんなが力を携えて、これから日本野球のために結束して、ぜひWBC、23年、優勝をできるように全力を尽くしていきます。何ができるか分かりませんが、誰よりも野球を愛して、選手を愛して、野球を愛して、精いっぱい務めさせていただきます。どうか、よろしくお願いします!」

 侍ジャパンの監督就任オファーには「想像もしていなかったので、驚いた、びっくりした、一度思考が停止した」と話し笑顔を見せた。会見内では栗山ジャパンの初陣の日程も発表され、来年3月5(土)、6日(日)に「ENEOS 侍ジャパンシリーズ2022」を開催。東京ドームで台湾と対戦する。

 ◇栗山 英樹(くりやま・ひでき)1961年(昭36)4月26日生まれ、東京都出身の60歳。創価高から東京学芸大を経て83年ドラフト外で内野手でヤクルト入団。2年目に外野に転向し89年にゴールデングラブ賞獲得。90年に現役引退。通算成績は494試合で打率.279、7本塁打、67打点、23盗塁。12年に日本ハム監督に就任し、同年にリーグ優勝、16年に日本一。監督成績は1410試合で684勝672敗54分け。

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