阪神・青柳“村山以来の偉業”誓った 来季開幕投手&15勝&2年連続最多勝に照準 「おは朝」生出演

[ 2021年12月2日 05:30 ]

朝日放送テレビ「おはよう朝日です」に生出演した阪神・青柳(球団提供)
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 阪神・青柳晃洋投手(27)が1日、ABCテレビの「おはよう朝日です」に生出演し来季の開幕投手に早くも名乗りを上げた。2005年以来のV奪回に向け、さらなる活躍が期待される右腕は今季の13勝を上回る15勝を新たな目標に掲げ、球団では村山実以来となる2年連続最多勝も視野に、エースの称号をつかみにいく。また、社会貢献活動として、自身の生まれ育った横浜市鶴見区内の小学校や保育園に本などを寄贈することを発表した。

 言葉では「エース」の立ち位置を否定するが、行動は真のエースへ向かっている。12球団で最速と言っていいだろう。青柳がプロ7年目となる来季の開幕投手に挑む決意を明かした。

 「先発をやる投手は誰もが狙っているところ。今年もずっと“やります、やります”と立候補していたんですけど(藤浪)晋太郎になった。来年は狙えたらいいかな」

 公に発言することで自らにプレッシャーをかける。今季はキャリアハイの13勝を挙げ最多勝と勝率第1位の2冠に輝いた。東京五輪では侍ジャパンの一員として金メダルも獲得。確かな手応えを得た一年となったが、それ以上を目指すことが勝負の世界に身を置くものの宿命でもある。勝ち星についても「ずっと13勝と言い続けて、今年達成することができた。(来年は)超えられるように、15勝を目標にしたい」と2つ上積みした。

 来季は他球団からさらに研究される立場で、今季以上の成績を残すためには「新たな武器」が必要になる。今季はツーシームとスライダーが全投球数の7割以上を占めたが「(チェンジアップ系を含め不規則に落ちる)シンカーであったり、シーズン終盤に何試合か投げたカーブ。使っていなかった球の精度をもっと上げられたら」といい、相手打者に軌道をほとんど見せていない“新球”での制圧をイメージする。

 新たな目標である15勝に到達すれば、再び最多勝のタイトルも見えてくるはず。球団投手で2年連続最多勝は村山実(65、66年)しかおらず、実現すれば誰もが認めるエースとなる。「再現性を高めて制球力や崩れないフォームをつくるための体づくりをやっている」と“野望”を実現させるための準備にも着手済み。絶対的守護神のスアレスが退団し「厳しい」と認めるが、あまりある大車輪の活躍をもちろん、狙っている。(長谷川 凡記)

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