巨人・原監督「あそこまでいったら…というね」 9回に完封&完投逃した畠は「次の登板にまた頑張って」

[ 2021年4月14日 21:13 ]

セ・リーグ   巨人5―1中日 ( 2021年4月14日    東京D )

<巨・中>中日に勝利し、畠(左)をねぎらう原監督(撮影・吉田 剛)
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 巨人は中日を投打で圧倒し、5―1で快勝。今季初の3連勝で貯金2とした。DeNAから今季FA加入した梶谷は15試合ぶりとなる2号2ラン。今季2度目の先発登板となった畠が9回途中降板で完封&完投こそ逃したものの9奪三振で今季初勝利を挙げている。

 巨人の原辰徳監督(62)は5―0で迎えた9回、先頭のA・マルティネスに本塁打されて完封を逃し、さらにここから2安打されて「あと2人」で完投も逃した畠について「あそこまでいったら…というね。非常にこう…後ろを押したんですけども。まあ、やっぱりリリーフ陣の力をね、借りたという」としながらも「まあ、でも、本人、非常に…なんていうか、自信をつけてくれればね。次の登板にまた頑張ってくれればというふうに思ってます」と合格点を与えた。

 今村、サンチェスと好投が続いていることについては「ピッチャー陣は非常にね、頑張ってくれてます」とし、「きょうは打線もね、いいところでつながったというね。やっぱり7番、8番、このへんが打ってくれたっていうのが非常に良かったんじゃないでしょうかね」と3回に一挙5点を挙げるきっかけを作った香月、増田大の連打を評価した原監督。打率1割台と打撃不振が続いている梶谷に15試合ぶりとなる一発が出たことも「きのうぐらいからね、非常にこう…少し吹っ切れたところがあるように見えますね。きょうも練習の時に非常に良かったですし、まあ、まあ、やはり練習の形というものがね、しっかりしてればやっぱりいい結果は出てきますね」と喜んだ。

 チームはこれで今季初の3連勝。4連勝がかかる15日は今季好投が続く左腕・高橋が先発する。「楽しみですね。優貴も前回非常に良かったというところで、まあ、これをね。さらにバネにしてくれた状態でね、あしたマウンドに上がってくれると。それを信じたいですね」と期待を寄せていた。

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