侍OBが力説する国際大会のプレッシャー 高橋由伸氏「毎日吐きそう」も「乗り越えれば成長できる」

[ 2021年4月14日 20:51 ]

レジェンド会談に出席した侍ジャパンOB
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 「結束! 侍ジャパンナイター特別企画 世界を知るレジェンド会談」が14日、リモートで行われ、東京五輪に臨む侍ジャパンの応援機運を高めるため、この日各球場で始球式を行った中畑清氏(67)、宮本慎也氏(50)松中信彦氏(47)、高橋由伸氏(46)、G.G.佐藤氏(42)、藤川球児氏(40)が国際大会の思い出などを語った。

 04年アテネ五輪で長嶋茂雄氏が脳梗塞で倒れたため、侍ジャパンの監督を務めた中畑氏は、大会でプレッシャーのため5キロ以上体重が減ったと明かし「侍ジャパンというか、日の丸の重さ。背負ってみて初めて分かるんじゃないかな」と語った。初めて全選手がプロというメンバーで臨んだアテネ五輪では金メダルが期待されていたが、予選リーグ、準決勝でオーストラリアに敗れて銅メダルとなった。

 高橋氏も「メダル取れたのは良かったんですけど、全勝優勝するって意気込んで行っちゃったから。メダルは取れたけど、負けちゃったから…」と語り、中畑氏も「それはね。私の責任ですよ。本当。経験のなさだったよね。銅メダルで終わった悔しさある。最初から全勝で優勝すると意気込んだのが間違いだった」と語った。

 高橋氏は侍ジャパンとして出場する国際大会について「勝つことがすべて、結果がすべてなんで。僕自身もアテネで緊張で、毎日ゲロ吐きそうな思いで。あんな緊張感、初めてです。いい経験でした」と話すと、藤川氏も「あの緊張からすれば、プロ野球で143試合も試合があれば、案外耐えられますよ」と語った。国際大会に出場して良かった点を聞かれた、アテネ五輪で主将を務めた宮本氏も「ない!苦しいだけ」と答えるほど、大きなプレッシャーを感じていたと明かした。それでも、高橋氏は「乗り越えれば成長できるから経験した方がいい」と後輩たちに呼び掛け、藤川氏も「人生勉強。すべて有難い経験ですね。成功とか失敗含めて。経験したことに感謝ですね」と語っていた。

 なお、この対談の模様は19日から侍ジャパン公式YouTubeチャンネルで数回に分けて配信される。

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