【東京五輪 日本代表選考予定】野球 「24人」狭き門くぐる侍は…5~6月初旬に選出

[ 2021年4月14日 05:30 ]

稲葉篤紀監督
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 新型コロナウイルスの感染拡大で止まっていた東京五輪の日本代表選考が再開し、本格化してきた。柔道は昨年12月に男子66キロ級代表決定戦で阿部一二三が勝って内定し、全14階級の代表が出そろい、ソフトボールは3月に団体球技では最も早く代表15選手を発表した。競泳は今月上旬の代表選考会で、池江璃花子ら代表計33人が決まった。今後は体操、陸上のトラック・フィールド種目などの代表選考会が行われ、最終段階へと向かう。

 野球の出場選手数は24人。主要国際大会は28人が多く、狭き門となる。3月9日に1次ロースターの185人を提出。出場24選手は5月下旬から6月初旬にかけて選出する。故障者などの入れ替え可能な期間を経て、7月上旬に最終決定する。大会には6チームが参加。日本、韓国、メキシコ、イスラエルが出場を決めており、6月に行う米大陸予選と世界最終予選で残り2チームが出そろう。

 選出が有力視された千賀滉大(ソフトバンク)は9日に左足首のじん帯損傷と診断され、競技復帰までに2~3カ月を要する見込みで、出場が厳しくなった。外崎修汰(西武)も3日に左腓骨(ひこつ)を骨折し出場へ暗雲が垂れ込めた。故障者や調子も加味しベストメンバーを探る。

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