阪神・伊藤将 「積極的」配置転換 さらに厚み増すブルペン

[ 2021年4月14日 05:30 ]

試合が中止となり、キャッチボールで調整する阪神・伊藤将(撮影・坂田 高浩)

 阪神は14日の広島戦に西勇がスライドで先発することに伴い、同日に先発予定だった阪神ドラフト2位・伊藤将は中継ぎ待機する見込みとなった。矢野監督が「(先発を飛ばすか)その予定。まあ、中(継ぎ)にもちょっと入れてみようかなと思うけど」とリリーフでの起用を示唆。少なくともここ数日は、新たなポジションでの登板機会をうかがう。

 ここまで2試合に先発して1勝0敗、防御率2・25。前回7日の巨人戦では7回1失点の好投で、球団史上初めてプロ初勝利を初登板となる伝統の一戦で決めた。緩急自在に低めを丁寧に突く、新人らしからぬ大人の投球で試合をつくってきた左腕。主に勝ち試合の終盤を任されている岩崎、岩貞に続く左の中継ぎとして機能すれば、強固な救援陣の起用法はさらに幅が広がってくる。

 オープン戦唯一の登板だった先月6日のソフトバンク戦でも中継ぎで3イニングを投げ、4三振を奪うなど1安打1失点と好投。先発が主だったJR東日本時代も救援の経験はあるだけに、不安は見当たらない。

 12日の投手指名練習では「(初勝利して)個人として変化はないですが、チームがいい状況なので、自分もその流れに乗って、チームとしてのいい流れをつなげていくことができればいいかなと思っています」と語っていた。今後、先発ローテーションに戻る際にも、中継ぎでの経験は必ずプラスに働くだろう。好スタートを切った新人左腕は任された場所で腕を振り続ける。
  (阪井 日向)

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