巨人・阿部 「泣かせるような質問して」も笑顔の会見 最後は坂本ら登壇のサプライズ

[ 2019年9月25日 15:19 ]

笑顔で写真に納まる(左から)坂本、亀井、阿部、マシソン、沢村(撮影・西海健太郎)
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 巨人・阿部慎之助捕手(40)が25日、都内で引退会見を行い、感謝の思いを語った。

 阿部は冒頭から「泣いてないでしょ?そこを撮りにきたんでしょ?」と記者陣にジョークを飛ばし「泣かせるような質問をしてくれよ」とリップサービスで笑いを誘い、終始笑顔に包まれた会見となった。

 07年から8年間主将を務めた阿部。その背中を見て育った坂本が新キャプテンになり、今シーズン、就任5年目で主将として初めて優勝を経験した。阿部は「勇人もチーム状況が悪くなると、選手を集めてミーティングしたりとか自然にできている。今は、キャプテン坂本勇人の背中を見てやってるんだなというのは、客観的に見て思えるようになった」と評価した。

 また、捕手として今誰の球を受けたいかという質問には「今のチームメートだったら、マシソンかなあ。いろんな思い入れがあるので。僕が首痛を持ったのも、マシソンの球がファウルチップになった球があたったのが始まり。そういうこともあるので、思い入れがあります」といい、続けて「沢村の球もまた取って、頭をひっぱたいてあげたいですね(笑)」とかわいがってきた“弟分”への思いも語った。

 会見の最後には「阿部さ~ん!」と大きな声が会場に響き渡り、坂本、亀井、沢村、マシソンがサプライズで登場。阿部に花束を渡し、5人一緒に笑顔で写真撮影。涙はなく、終始笑顔に包まれた会見となった。

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