西武・秋山、2安打5打点でけん引 2回に会心満塁一掃打

[ 2019年9月25日 05:30 ]

パ・リーグ   西武12―4ロッテ ( 2019年9月24日    ZOZOマリン )

2回1死満塁、走者一掃の適時三塁打を放つ秋山 (撮影・白鳥 佳樹) 
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 近づいていくにつれて、大きくなる歓喜の輪。中堅から駆け寄った西武・秋山は「遠いなぁ…。行く頃には盛り上がり終わってるんだろな」とジョークめかしたが、間違いなく忘れられない光景だった。

 「集まっている景色、みんなが加わっていくのを見ているのも悪い気分ではなかったですね」

 勝って決める。大きな流れを引き寄せたのは秋山だ。2点を先制してなおも1死満塁。二木の直球を完璧に捉えた。低いライナーで中堅手の頭上を襲う走者一掃の三塁打。5―0とする一打に三塁上で右拳を突き上げた。6回にも右前適時打し、7回2死満塁からは押し出しの四球。2安打5打点でけん引した。

 昨年の主将だった浅村がFAで楽天に移籍。「秋山しかいないでしょ」と辻監督から指名を受けて主将に就任した。「過去何年か、周りを見て、こういう形が良いんじゃないかと考えながらやってきた」と試行錯誤。それでも思うようにまとめきれず「キャプテンとしては無力感の方がある」とふがいなさを感じた。その重圧が打撃も狂わせた。3番を務めた開幕直後から好機で打てず「自分の形が見えなくなった」と3、4月は打率2割台と低迷した。それでも5月中旬から定位置の1番に戻りチームも復調。「それを言われると悔しさはある」としたが頼れる主将がリーグ最多の179安打をマークするなど先頭で引っ張り、チームは2年連続の700得点超えで再び打ち勝った。

 残り1試合で完結させた逆転V。「今年の方がしんどかった。去年とは違う優勝。タフさのあるチームだと思っている」。秋山はもう次の戦いに目を向けた。 (春川 英樹)

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