楽天、2年ぶり4度目CS決めた!ウィーラー逆転V弾 平石監督1年目でお見事

[ 2019年9月25日 05:30 ]

パ・リーグ   楽天4-2ソフトバンク ( 2019年9月24日    楽天生命パーク宮城 )

<楽・ソ>6回、左越えにランを放ったウィーラー(中央)を抱きしめる平石監督(左)(撮影・西尾 大助)
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 楽天は24日、ソフトバンクを4―2で下し、4位のロッテが西武に敗れたため、142試合目で3位が確定。2年ぶり4度目のクライマックスシリーズ(CS)進出を決めた。0―1の6回にゼラス・ウィーラー内野手(32)が逆転19号2ランを放ち、逃げ切った。平石洋介監督(39)は就任1年目でCS進出に導き、2年ぶりのシーズン勝ち越しも決めた。

 何度も何度も拳を突き上げ、吠えた。「僕は静かに野球ができないタイプなんで」。平石監督は感情をむき出しにしながら、大一番の指揮を執った。

 1点を先制される苦しい展開だったが、6回に流れが変わった。2死一塁からウィーラーが千賀の甘く入ったフォークを完璧に捉え、逆転2ランを左翼席中段へ叩き込んだ。

 「負けられない試合。絶対に打ってやろうと思っていた」
 7回には大胆な作戦が決まる。1死一、二塁で打者・浅村の初球に、二塁走者のオコエと一塁走者の辰己が重盗を成功させた。さらに松田宣の失策も誘い、オコエが生還。39歳の青年監督はガッツポーズで称えた。なおも1死三塁で浅村も中越え適時二塁打で続き、一気に突き放した。

 7回の走塁は、オコエの成長の証でもあった。投手が左腕モイネロに交代すると、オコエは三塁コーチの笘篠外野守備走塁コーチに申し出た。「チャンスがあったら(三盗を)狙っていいですか」。初球で決めて「何とかしたかった。開幕戦以上に気合が入っていた」。指揮官も「あの場面で初球で決められるのはオコエだけ。チームに流れを持ってきてくれた。成長を感じます」と2軍監督時代からの愛弟子を褒めた。

 179万を超える最多観客動員を記録した本拠地で逆転勝ち。28分後にロッテが西武に敗れ、8月下旬からのし烈なCS争いを制した。狙うは「下克上」での日本一。ウィーラーは「日本シリーズで勝ったら胴上げで監督の頭を叩くのが僕の仕事さ」と笑った。「挑戦者なので2位のチームに思い切ってぶつかっていく。日本シリーズで仙台に帰ってこられるように頑張りたい」と平石監督。2位のソフトバンクをこの日のようにやっつける。 (重光 晋太郎)

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