西武・森「打てる捕手」体現 正捕手&3番の重責担った24歳「いろんな意味で大変でした」

[ 2019年9月25日 05:30 ]

パ・リーグ   西武12―4ロッテ ( 2019年9月24日    ZOZOマリン )

優勝を決め、笑顔で増田の元へ走る森 (撮影・白鳥 佳樹) 
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 「打てる正捕手」として最も成長著しかったのが森だ。打席では無安打2四球だったが、最後は増田の150キロをミットに収めマウンドへ駆け寄った。

 「うれしいですね。主力が抜けカバーしないとと思っていた。いろんな意味で大変でした」。昨オフに炭谷が巨人へFA移籍。不動の正捕手、そして3番と重責を担った。そんな24歳のため、今季結成された「森友哉を励ます会」。中心メンバーは秋山、岡田、増田、平井。不定期開催の「励ます会」はシーズンが進むにつれて回数が減った。森の独り立ちで励ます必要がなくなったからだ。平井は「今年はあいつが一番変わった。立ち居振る舞いとか」と評した。

 大阪桐蔭の先輩で同じ捕手の岡田は何よりの支えだが、8月4日オリックス戦で左親指じん帯損傷で今季絶望に。森は自分のことのように落ち込んだ。9月12日のソフトバンクとの直接対決は、その岡田が観戦に訪れた。森は1打席目の登場曲に、岡田が使う「それが大事」を流した。森なりの心遣いだった。

 攻守で大きく飛躍し、MVPの有力候補にも挙がる。打率・329はリーグトップ。捕手4人目となる首位打者も視界に入る。新たな勲章を胸に、昨年届かなかった日本シリーズを目指す。

 ≪捕手史上最年少の首位打者へ≫24歳で正捕手となった森(西)は打ってもパ1位の打率・329で、23本塁打、105打点をマークした。捕手で首位打者に輝くと、65年野村克也(南海=・320)、91年古田敦也(ヤ=・340)、12年阿部慎之助(巨=・340)に次ぎ4人目で、古田の26歳を抜く最年少記録になる。また、捕手の100打点も野村が7度、阿部が2度、門前真佐人(大洋)、城島健司(ダイエー)が各1度記録して以来史上5人目と、守備の負担を感じさせない猛打で連覇に貢献した。

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