巨人・坂本、阿部の魂継ぐ!報告受けていた「引退」学んだ伝統、勝利への執念「次は僕が」

[ 2019年9月25日 06:45 ]

終了後、レフトスタンドのファンに挨拶した後、記念撮影をする(左から)原監督、阿部、坂本勇(撮影・坂田 高浩)
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 主将、4番、そして捕手の後継者たちが、阿部の引退を惜しんだ。15年から主将を引き継いだ巨人・坂本勇は、22日にLINEで報告を受けていた。前夜はあいさつを聞きながら涙をこらえた。

 「今年の阿部さんを見ていても、まだまだやれる。スパッと決断されてびっくりしています。凄く寂しい。一試合でも長くプレーできるように、みんなで銀座で(日本一の)パレードをするという新しい目標ができた」

 07年から8年間主将を務めた阿部の背中を見て育った。球団の伝統を重んじる姿や勝利への執念を学び、自身は主将5年目で初めて優勝を経験した。

 「キャプテンになってから何回も助けてもらっている。僕が次は、阿部さんから受け継いだものをつないでいきたい」。1年目オフの08年に初めて阿部に誘われグアム自主トレを行い、10年連続同地で始動した。一流選手のオンとオフの切り替えを学び、18年からは沖縄での自主トレで若手に還元している。

 岡本は昨年6月に第89代4番を襲名。「みんな見ているから」と声を掛けられた。4番の立ち居振る舞いがチームの勝敗を分ける。ロッカーは隣。前を隠さずに堂々と着替える姿に、笑われたこともある。今季は自身の後の5番を阿部が打つ試合も多く「打ちやすかった。打席に入る前にアドバイスをもらった」と振り返った。

 小林は17年オフにマンツーマンでグアム自主トレを行い「捕手道」を叩き込まれた。「凄く寂しい。CS、日本シリーズでいい姿を見せられるように頑張りたい。感謝しかない」。全員が「日本一」の花道を用意する覚悟だ。(神田 佑)

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