ダイヤモンドバックス対カージナルス戦は大激戦 延長19回&6時間53分の壮絶なバトル

[ 2019年9月25日 18:12 ]

延長19回にサヨナラ打を放ったダイヤモンドバックスのバルガス(AP)
Photo By AP

 アリゾナ州フェニックスで24日に行われたダイヤモンドバックス対カージナルス戦は延長19回にもつれこむ大接戦。9回裏に同点のソロ本塁打を放っていたイルデマロ・バルガス(28)がこの回に2死満塁から左前へサヨナラ安打を放ち、ダイヤモンドバックスが3―2で勝って81勝77敗とした。

 試合時間はダイヤモンドバックスの本拠地「チェース・フィールド」では最長となる6時間53分で、19回も最長イニング。試合終了は日付を越えた25日の午前1時34分だった。このカードは25日にもデーゲームとして組まれているが、試合開始は午後12時40分。「ゲームセット」から「プレーボール」までの“休養時間”は約11時間となった。

 出場選手はダ軍が球団記録となる30人(投手13人)で、カ軍は24人(投手11人)。ダ軍の平野佳寿(35)は12人目の投手として延長18回にマウンドに登場し、三者三振で切り抜けた。三振数は両軍併せて48。延長13回には1点ずつを取り合って決着がつかなかった。

 ナ・リーグ中地区の優勝マジックが「3」となっていたカージナルスは90勝68敗。連勝は6で止まり、2位ブルワーズとのゲーム差は残り4試合となった段階で「2・5」となった。

 一方、サンフランシスコで行われたジャイアンツ対ロッキーズ戦も延長16回にもつれこむ大接戦。ロッキーズのチャーリー・ブラックモン(33)が16回の表に31号3ランを放ち、チームの8―5での勝利に貢献したが、メジャー史上最多となる両軍併せて25人の投手(ジャイアンツ13人、ロッキーズ12人)がマウンドに登場した。なお試合時間は5時間31分だった。

続きを表示

この記事のフォト

2019年9月25日のニュース