広島・長野、CSも4番候補 9月好調打率・333 高ヘッド「夏場以降振れている」

[ 2019年9月25日 05:30 ]

広島・長野(撮影・篠原岳夫)
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 広島・長野久義外野手(34)にクライマックスシリーズ(CS)でも4番として継続起用するプランが24日、浮上した。佳境での充実ぶりが目覚ましい実力者。ポストシーズンで先発4番となれば10年目で初だが、CSには巨人時代に36試合の出場経験があり、短期決戦の戦い方を熟知する。ベテランは突破後の悲願にも意欲を燃やした。なお、DeNAが勝利したため、広島の3位以下が確定した。

 延長10回にサヨナラ勝ちを収め、永川の引退セレモニーに花を添えた23日の中日戦。1死一塁からR・マルティネスの153キロ外角直球を捉え、強いゴロで一、二塁間を破って歓喜をお膳立てした長野の打撃に、東出打撃コーチは目を細めた。

 「ゴロでも打球がヒットコースに飛ぶのは(状態が)いい証拠。投手にしっかり入ることができている。見極めて、芯で打とうとするとヒットは出ない」

 この日は3安打2打点。前回ノーヒットノーランの先発・大野雄から2安打を放ち、押し出し四球も選ぶなどして勝利に貢献した。それだけじゃない。佳境に入っての充実ぶりは目覚ましく、9月は全17試合に先発して打率・333を誇る。高ヘッドコーチは言う。

 「松山との兼ね合いになるけど、長野も候補になる。夏場以降は振れているし、さすがの活躍だと思うよ」

 進出に王手を懸けたCSで、長野を4番に継続起用するプラン。集中力が一段と高まるのか、4番に入った9月7試合での打率は・462と半端ない。東出打撃コーチは「今が普通。長打があり、右に打てるし、四球も選べる」と付言した。

 長野自身、短期決戦に豊富な経験を持つ。日本シリーズを含むポストシーズンで4番として先発起用されたことはないものの、巨人在籍時にはCSだけで36試合に出場。146打席に立ち、誰よりも雰囲気を熟知する。決戦に向け、当の本人も意欲を燃やす。

 「何とか、CSで頑張りたい。(そうすれば)日本一のチャンスもあると思うので」

 CSファーストステージ(10月5~7日)進出なら、DeNAとの対戦が決定。敵は初戦に今永を立てて来るはずだ。今季だけで5勝を献上した天敵。その左腕に長野は打率4割を誇り、4番にはうってつけだ。今が旬の34歳が秋涼のポストシーズンを熱くする。 (江尾 卓也)

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