巨人・阿部 “常勝軍団”の難しさは「現場でプレーしている選手にしか感じられない」

[ 2019年9月25日 14:56 ]

引退会見を行う巨人・阿部(撮影・西海健太郎)
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 巨人・阿部慎之助捕手(40)が25日、都内で引退会見を行った。

 後輩たちへ言葉を求められた阿部は「僕らが受け継いできたものを次世代に受け継いでほしい」と語り、“巨人軍”というチームについては「常勝軍団と言われますけど本当にその通り。常に勝って当たり前だと思われて、その中で勝つ難しさを実感して、そこで勝つ、勝たなければいけない。現場でプレーしている選手にしか感じられないことがある。そこは特別」と独特の雰囲気がることを語った。

 ファンに向けては「(プロ野球生活の)19年間、本当にいろんなことがあった。いい思い出もつらい思い出もあった。それでも球場に足を運んでくれたり、打てない時でも応援していただいたり、そういうサポートがあったからこそ、19年できたと思っている」と改めて感謝した。

 続けて「巨人が日本シリーズに出られるように、ファンの方々も応援してくれれば」と話した。

 常勝軍団の正捕手として阿部は、入団1年目の2001年から活躍し、2000安打に400本塁打を達成。今季は主に代打として勝負強い打撃を発揮し、5年ぶりのリーグ制覇に貢献、「球団史上最強の捕手」として数々の金字塔を打ち立てた。23日に今季限りでの引退が明らかになった。

 ◆阿部 慎之助(あべ・しんのすけ)1979年(昭54)3月20日生まれ、千葉県出身の40歳。東京・安田学園では通算38本塁打も甲子園出場なし。中大では1年春から正捕手となり、00年シドニー五輪の日本代表に抜てきされた。同年ドラフト1位(逆指名)で巨人入団。12年に首位打者、打点王、最高出塁率と自身初タイトルを獲得し、リーグMVP、正力松太郎賞を受賞。17年8月13日の広島戦で通算2000安打達成。今季6月1日の中日戦で史上19人目の通算400号本塁打。08年北京五輪、09、13年WBC日本代表。1メートル80、97キロ。右投げ左打ち。

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