西武支えた救援3本柱 増田中心に結束 平井「キャンプから違う雰囲気」2年目平良も飛躍

[ 2019年9月25日 10:20 ]

西武2年連続リーグ制覇

胴上げ投手となった増田(撮影・大塚 徹)   
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 シーズン終盤の安定した戦いは勝利の方程式といえる救援3投手の力が大きかった。守護神に返り咲いた選手会長の増田達至投手(31)に、パ・リーグ最多登板となった神様、仏様、平井様こと平井克典投手(27)、球団最速タイの158キロを誇る2年目右腕、投げるおかわり君こと平良海馬投手(19)に思いを聞いた。(聞き手・春川 英樹)

 ――勝利の方程式として役割を果たした。

 増田 野手の皆さんのおかげ。ただ投手も粘るというふうにはできたと思う。

 平井 序盤、投手全体が情けないことが多かった。何とか頑張ろうとやってきた結果ですね。

 平良 ここまで投げられるとは思っていなかった。予想以上でした。

 ――増田は中継ぎで開幕スタートし、4月後半に抑え定着。

 増田 今年は一からのスタート。自分の成績も全然、違うし、去年の優勝とは違いますね。

 平井 増田さん、春のキャンプから違う雰囲気が出ていた。春先は“ヒースから(抑えを)取り返す”って。

 ――平良のブレークはどう思う?

 増田 高卒2年目って、僕じゃ考えられない。でも普段は“のほほーん”って感じ。何かやっとけよって言うと“分かりましたー”って。それやっている途中に違う何かを言われると最初のことを忘れたり。

 平良 一つ言われたら、その前はなんも覚えてない。今は、ちゃんと覚えようと意識はしています。

 平井 グラブもよく忘れる。

 平良 試合中にキャッチボール始めようと、リュックを見たらなかった。慌ててロッカーに取りに帰った。

 ――何はともあれ、増田選手会長中心に救援陣はまとまった。

 増田 真面目な話、今後は2人が(ブルペンを)長く支えてくれると思う。

 平良 そうなれるように頑張りたいです。

 平井 まず去年の悔しさを晴らすために、日本一まで頑張りましょう!

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