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重量挙げ・安藤 車いすと松葉づえで会見に登壇 五輪直前のケガから「限界突破した結果」

[ 2021年7月28日 13:15 ]

重量挙げで銅メダルを獲得した安藤美希子(AP)
Photo By AP

 東京五輪の重量挙げ女子59キロ級で銅メダルに輝いた安藤美希子(28=FAコンサルティング)が一夜明けた28日、都内のホテルで会見を行った。大会直前の大ケガを乗り越えての表彰台に「価値のあるメダルなんだなと実感した」と喜びを語った。

 この日は、車いすで会場に入り、松葉づえを使って登壇。今月5日にジャークの練習中、バーベルを首元で受けるクリーンに失敗し、120キロが右膝頭を直撃したことで脚は腫れ上がった。検査の結果、骨に異常はなかったが、五輪直前ということもあり「自分で完全に終わったなっていうのが、その時の心境」と明かした。

 それでも乗り越えられたのは「母国開催ということと、競技人口が増えて、さらに次の世代につながっていってほしいという思い。ここまで支えてくださった方々へ感謝の気持ちだけでなく、かたちとして残して伝えたいとい思いが支えになった」。まともな練習を再開できたのは大会1週間前から。「痛みをなるべく軽減しながら本番用の練習もしないといけないという微妙な極限の境目を見極めるのが難しかった。最後は限界突破した結果」と語った。

 極限の状態からたどり着いた大舞台での銅メダル。「自分の仕事がしっかりできたなという達成感と、表彰式でメダルを自分の首にかけた時にこのメダルの重さを実感した」と笑顔を見せた。

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