石川佳純 準々決勝で敗退「正直満足する結果ではない」

[ 2021年7月28日 11:07 ]

東京五輪第6日 卓球女子シングルス準々決勝   石川佳純1―4モンユ・ユ ( 2021年7月28日    東京体育館 )

準々決勝で敗退した石川佳純(ロイター)

 卓球女子シングルス準々決勝で石川佳純(28=全農)がモンユ・ユ(シンガポール)と対戦。1―4で敗れ、個人での女子初のメダル獲得はならなかった。

 初戦の3回戦で最終ゲームを右ふくらはぎのけいれんを耐えながら戦うも敗退した16年のリオデジャネイロ五輪の悪夢を、今大会で払拭(ふっしょく)。石川には、メダル獲得に向け、目の前の相手を倒すことしかなかった。

 得意のサーブでポイントを奪い、左右に揺さぶって厳しいコースをついて強気に攻め、第1ゲームを先取。しかし、狙ったコースがわずかにずれてアウトが増え、苦しくなった。第3ゲームで先にマッチポイントを奪ったものの、12―14でデュースの末落とし、その後も流れを変えられず4連続で落とした。

 初めて出場し、4位でメダルまであと一歩に迫った、12年のロンドン五輪準々決勝と同じシンガポールの選手との対戦だったが、9年越しに再びチャンスをつかむことはできなかった。

 ▼石川佳純 なかなか得意なスピードのラリーにしてもらえず、対応しきれなかった。3ゲーム目はチャンスボールのミスやもったいないボールが多かった。正直満足する結果ではない。ここで負けてしまったのは残念です。団体戦は後悔のないように切りかえたいです。

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