錦織 猛暑の中、1日2試合&6日連続出場で心配の声が続々…「体が壊れるんじゃないか」

[ 2021年7月28日 16:15 ]

東京五輪第6日 テニス男子シングルス3回戦 ( 2021年7月28日    有明テニスの森公園 )

3回戦でイバシュカと対戦した錦織圭(AP)
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 男子シングルス3回戦で、16年リオ五輪銅メダルの錦織圭(31=日清食品)が世界ランク66位のイリヤ・イバシュカ(27=ベラルーシ)に7―6、6―0で勝ち、準々決勝進出を決めた。

 猛暑の中の一戦。錦織は休憩中に水分を取ったり、体を冷やしたりするなど、できる限りの対策を施して挑んだ。とはいえ、試合後はさすがに疲れ切った表情。「(暑くて)何も考えられず、目の前のワンポイントに集中してやった」と苦笑いを浮かべた。

 実はこの日は午後5時からマクマラレン勉と組んでいる男子ダブルス準々決勝が控えており、今大会初の“ダブルヘッダー”だった。しかも24日から5日連続で出場中。ネット上でも「この後ダブルスもあるってのが体力的に心配…」「体が壊れるんじゃないか」「シングルスだけに専念させてあげたい」など、体調を気遣うコメントが多く聞かれた。

 また、「あんな日陰の全くないコート造って、日程も時間も考慮しないなんて…」「日程の変更を考えるべき」など、運営面に異を唱える声も多く聞かれた。

 29日のシングルスの準々決勝ではノバク・ジョコビッチ(セルビア)とアレハンドロ・ダビドビッチフォキナ(スペイン)の勝者と対戦予定。6日連続の出場となるだけに、ますます体調が心配されるところだ。

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2021年7月28日のニュース