板橋&荒井組 日本勢初メダル逃す、4本目まで3位も最終5本目失敗

[ 2021年7月28日 05:30 ]

東京五輪第5日 飛び込み ( 2021年7月27日    東京アクアティクスセンター )

女子シンクロ高飛び込みで最後の演技を終え、スタンドに手を振る板橋(手前)、荒井組
Photo By 共同

 女子シンクロ高飛び込み決勝で板橋美波(21)、荒井祭里(20=ともにJSS宝塚)組は291・42点で6位に終わり、日本飛び込み勢初メダルを逃した。安定した演技を重ねて4本終了時点で3位だったが、最終5本目の5253B(後ろ宙返り2回半1回半ひねりえび型)で痛恨の失敗。入水タイミングがそろわず、しぶきも大きく上がった。

 16年リオ五輪高飛び込みで8位入賞した板橋は網膜剥離の手術や左足骨折を乗り越え、2大会連続の出場を果たし「メダルを狙えただけに悔しいが、また五輪の舞台に戻って来られてうれしかった」と涙。荒井は「4本目までは良かったので悔しい。2人とも体が動き過ぎて、最後は制御できなかった」と唇をかんだ。

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2021年7月28日のニュース