稲見萌寧 東京五輪では「テレビの前で立ち上がって応援してくれるようなプレーを」

[ 2021年7月28日 14:46 ]

プロアマ大会で最終調整する東京五輪日本代表の稲見萌寧
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 女子ゴルフの新規トーナメント、楽天スーパー・レディース(賞金総額8000万円、優勝賞金1440万円)は29日から3日間、兵庫県加東市の東急グランドオークGC(6568ヤード、パー72)で行われる。

 東京五輪日本代表の稲見萌寧(21=都築電気)は28日、プロアマ大会に出場して最終調整した。

 前週の大東建託いい部屋ネット・レディースは東京五輪の開会式出席や週末の東京五輪競技会場(霞ケ関CC)視察などもあって欠場した。

 開会式への出席は新型コロナウイルスの急激な感染再拡大などもあって見送る予定だったが、当日の朝になって急きょ参加を決断。「無茶苦茶格好良かった」と最終聖火ランナーを務めた女子テニスの大坂なおみの姿に感動したという。

 東京五輪についてはコース視察日当日36度を超えていたという酷暑を警戒。氷のう、ドリンク、競技後のアイシングなどの対策を考えているという。東京五輪での目標については「順位というよりは、テレビの前で応援してくれている方が立ち上がって応援してくれるようなプレーを見せられたらいいなあ」と抱負を語った。

 今春、楽天とスポンサー契約を結んだ稲見にとって今週の楽天スーパー・レディースはホステス大会。大会初日の7月29日は自身の22回目の誕生日でもある。東京五輪へ発奮材料には事欠かない。

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2021年7月28日のニュース