3人制バスケ女子代表・馬瓜ステファニー 準々決勝敗退から一夜「勝ちたかった。写真見たら泣いちゃう」

[ 2021年7月28日 23:11 ]

27日の予選リーグ最終戦でアメリカに勝利して喜ぶ馬瓜ステファニー(AP)
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 東京五輪3人制バスケットボール女子日本代表の馬瓜ステファニー(22)が28日、自身のインスタグラムを更新。準々決勝敗退から一夜明けて現在の心境をつづった。

 五輪1次リーグ最終戦でアメリカを下すなど強豪にも勝利を収め、5勝2敗の4位で準々決勝進出。しかし準々決勝でフランスに敗れて準決勝に進めず、馬瓜は試合後コートで泣き崩れた。

 馬瓜は自身のインスタグラムで「沢山の応援、ありがとうございました。初めてのオリンピックは5位という結果で終わりました。あの時こうしてればとかこっちの方が良かったんじゃないかとか言い始めればキリがないくらい、毎試合大事な判断の連続でした」と今大会を振り返り、「今まで観る側だったオリンピックに、選手として参加する事ができとても嬉しかったのと同時にメダルを取ることの厳しさを肌で感じました。スポーツをやっていると、たまにこういっためちゃくちゃ分厚い壁にぶち当たる事がありますが、今回のは今までとは比べものにならないくらい大きかったです」と今までキャリアで感じることがなかった分厚い壁があったという。

 「大会中、SNSなどでも沢山の方からもらったメッセージを見返して、やっぱり勝ちたかったなぁと思います。それでも多くの人にこの競技の面白さが伝わっていれば良いなと思います。それでもここ1,2年、オリンピックの出場権すらないところからここまで頑張れて本当に良かったです。一度しっかり落ち込んでから、また前を向いて頑張っていきます」と今後へ前を向いた馬瓜。

 そして「家族やスタッフの皆さん、大会が始まるギリギリまで一緒に戦った2人、何よりチームメイトのみんなに心から感謝しています。この様な状況の中でオリンピックのコートに立つ事ができ、とても光栄に思います。沢山の応援、本当に本当にありがとうございました」と今大会に向けて支えてくれた全ての人たちに感謝した。

 最後に「あぁやっぱり簡単じゃないなぁ。しんどいなぁー。勝ちたかったなぁ。写真見たら泣いちゃう。皆本当にありがとう」と改めて悔しさをもらした。

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2021年7月28日のニュース