競泳女子メドレー2種目は7大会連続で同一選手が金メダル 大橋が“伝統”を継承?

[ 2021年7月28日 12:31 ]

東京五輪第6日 競泳女子200メートル個人メドレー決勝 ( 2021年7月28日    東京アクアティクスセンター )

<東京五輪・競泳>女子200メートル個人メドレー決勝を制し、金メダルを手にした大橋悠依(撮影・小海途 良幹)
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 東京五輪第6日 競泳 女子200メートル個人メドレー決勝(2021年7月28日 東京アクアティクスセンター)

 日本の大橋唯依(25)が400メートルに続いて200メートルの個人メドレーも制して2冠を達成したが、これで五輪競泳女子のメドレー2種目は、1996年アトランタ五輪のミッシェル・スミス(アイルランド)から7大会連続で同一スイマーが金メダルを獲得したことになった。

 男女メドレー種目の五輪採用は1964年の東京五輪からで、このときは400メートルだけを実施。1968年のメキシコ五輪から200メートルも採用されていた。

 女子ではスミスがアトランタで2種目を制したあと、2000年シドニー五輪と2004年アテネ五輪でヤナ・クロチコワ(ウクライナ)がダブルで連覇を達成。2008年北京五輪ではステファニー・ライス(オーストラリア)、2012年ロンドン五輪では葉詩文(中国)、2016年リオデジャネイロ五輪ではカティンカ・ホッス(ハンガリー)が個人メドレー2種目を制覇しており、その流れに大橋も乗った形で世界の頂点に立った。

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