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【祥子の一度は入ってみたい絶景温泉】群馬・四万温泉 標高700メートルの別世界

[ 2018年8月24日 12:00 ]

露天風呂「森のこだま」で豊かな自然とお湯を楽しむ祥子(撮影のため特別にタオルを使用)(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 お色気たっぷりの“謎の美女”祥子(33)がインスタ映えする絶景の名湯を紹介する「一度は入ってみたい!祥子の絶景温泉」。今回は群馬県四万温泉(中之条町)の温泉三昧の宿「四万たむら」を訪ねました。お風呂が7つもあり、滝や森林など露天風呂からの眺めは抜群。近くには川底にできた神秘の景観も広がり、温泉ならぬ“絶景三昧”を楽しんできました。

 東京駅から高速直行バスで約3時間半。約1150年前、蝦夷征伐に来た坂上田村麻呂が入浴したのが始まりといわれる四万温泉は、四万川の渓谷沿いにたたずんでいました。標高約700メートルで涼しく、東京に比べると別世界。久しぶりの空気感に出合ったような気がしました。

 バス停から徒歩5分で「四万たむら」。茅葺(かやぶ)き屋根と玄関にかかる「温泉宿」の木の看板が印象的な、創業約500年の老舗旅館です。お目当ての露天風呂「森のこだま」は温泉と景観美が楽しめるぜいたくなお風呂。特別に男性用に入らせてもらいましたが、クランク道路のようなユニークな形をした湯船からは滝と四万川、緑鮮やかな森林が4Kテレビのように広がります。

 お湯は無色透明のナトリウム・カルシウム―塩化物・硫酸塩温泉。7本の自家源泉から湧き出る湯量は、毎分1600リットルで、泉温70〜80度と熱いため館内に放流して加水しているそうですが、“草津温泉の上がり湯”といわれるように肌にやさしく柔らかです。胃腸病とともに美肌効果もあると聞いて、川の水かさが増すと水中に隠れるという川沿いの露天風呂「幻の湯」にも入っちゃいました。

 お風呂上がりは宿から車で約10分の四万甌穴(おうけつ)へ。四万川の川底に開いた8個の穴で、大きいものは口径8メートル、深さ3メートル以上。数万年にわたり川の流れが渦巻き状になることで石が浸食してできたそうで、丸いのもあれば、だ円形のものも。光の具合で水面が青く輝き、とても神秘的。“四万ブルー”と呼ばれるのも納得です。

 さわやかな景観に心身ともスッキリ。ついでにおなかもすいて、向かったのが旅館業も営む川魚料理店「くれない」。俳優の故児玉清さんも愛したという、うなぎが人気のお店です。関東から仕入れたうなぎを温泉のお湯で蒸し、焼き上げた「湯蒸しうな重」(税込み3240円)をいただきましたが、肉厚でまろやかな味わいが口いっぱいに広がり、まさに絶品。絶景とよく似合いました。

 【四万温泉】

 ▽アクセス JRは吾妻線中之条駅からバスで約40分。車は関越道渋川伊香保ICから国道17号など利用

 ▽宿泊 旅館、ホテルなど35軒。たむらは1泊2食付き1万4000円(税別、1室2人利用)から。日帰り入浴1730円(税込み、タオル付き)

 ▽問い合わせ たむら=(電)0279(64)2111、くれない=(電)同2006、四万温泉協会=(電)同2321

 ◆祥子(しょうこ)1985年(昭60)4月13日生まれ、熊本県出身の33歳。タレントで温泉ソムリエの資格を持つ。週刊ポストのグラビア連載「謎の美女」で人気に。MXテレビ「バラいろダンディ」(金曜レギュラー)に出演中。写真集「鍵―KEY―」(講談社)など絶賛発売中。4枚目のDVD「色情誘惑」(メディアランド)を新発売。1メートル64、B85・W58・H86。血液型A。

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