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【橋本マナミ 恍惚のグルメ】女性悦ぶ隠れ家 魅惑の料理で恋の予感

[ 2018年6月6日 12:00 ]

燻製ステーキをうっとりしながら口にする橋本マナミ(撮影・荻原浩人)
Photo By スポニチ

 東京・渋谷の駅そばに迷宮のような大人の隠れ家があるんです。ダイニングバー「イグアンドピース」。隠し扉を開けて入ると、バスタブやミニクーパーが店内にあって「ここはどこ?」っていう驚きの連発。料理もサプライズな演出の連続で、スリリングな夜になること間違いなし!

 渋谷駅から徒歩2分にあるビルの4階でエレベーターを降りると、外のけん騒を忘れる光景が広がっています。目の前にあるのはなぜか本棚。どこが入り口か分かりません。表紙が「この本を開けよ」の文字の1冊があって指令に従うと隠し扉を開けることができます。

 ここからがワンダーランドのスタート。ソファの個室にあるのはバスタブ。ドアの前でしばらく立ち尽くしてしまいました(笑い)。なんでこんな所にお風呂が?スタッフさんに聞くと、オトナの遊び心をくすぐることがお店のテーマ。サプライズとして部屋に飾ってみたようです。

 蛇口からは水が出ないつくりで、お湯は張れません。「湯船で写真を撮り、SNSに上げて楽しむ人が多いですよ」とスタッフさん。目の前にあるテーブルで食べたり飲んだりするという不思議な空間。異色すぎるシチュエーションが面白くなってきていろいろポーズを取ってみました。

 デーンと置いてあるミニクーパーにはテーブルがあって、中で食事をすることもできます。

 お店自慢の「燻製(くんせい)ステーキ」(2分の1ポンド=1980円。1ポンド=3580円)はカバーを開けると白い煙がポワッ。提供する直前に煙でいぶす“瞬間燻製”していてサクラチップのほんのり甘くて香ばしい香りが広がります。牛肉の肩ロースにあたる部位・ザブトンをミディアムレアで焼いたもので、しっとりした食感でうま味がしっかり出ています。

 「パクチーマルガリータチキン」(880円)はテーブルで仕上げをしてくれます。注がれたテキーラに火を付けて香り付け。こうして軟らかく焼き上がったもも肉にピリ辛のソースが合っていてお酒が進みます。「フレッシュモッツァレラカプレーゼ」(680円)は、こちらもお客さんの目の前でオリーブオイルに液体窒素を混ぜ、粉末状にしたものを料理にかけます。口の中で溶けて広がるオリーブの風味と鮮度の良いチーズが抜群の相性です。

 ドキドキしたり、写真を撮ったり、面白さを分かち合ったりできるお店。意外性のある恋が生まれる予感がしてきます。

【コロニータマルガリータ・インスタ映え必至】飲み物もインスタ映えするものがたくさん。「コロニータマルガリータ」(1180円)はフローズンマルガリータにコロナビールの瓶を差したもの。爽やかなんだけど、ちょっぴり甘くて苦みもあるオトナの味です。12種類の星座をイメージしたカクテルやトロピカルなカクテルもカラフルでいろいろな種類があります。

 ◇イグアンドピース 東京都渋谷区道玄坂1の5の2、渋谷SEDEビル4階。(電)03(5428)5525。営業は月〜土曜午後6時〜深夜3時(ラストオーダー深夜2時)、日、祝日は午後5時〜深夜0時(ラストオーダー午後11時)。無休(ビルに準ずる)。食事は「横浜生まれ渋谷育ち ヤケドするぜ 鉄鍋ナポリタン」(680円)などユニークなネーミングのものも。デザート盛り合わせは金額によって内容の相談に応じるそうです。

 ◆橋本 マナミ(はしもと・まなみ)1984年(昭59)8月8日生まれ、山形県出身の33歳。次期NHK連続テレビ小説「まんぷく」にレギュラー出演決定。NHK土曜時代ドラマ「そろばん侍 風の市兵衛」出演中。1メートル68、B86・W60・H88。

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