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【飯豊まりえ マチメシ!】チャーシューチャーハン 軟らかお肉がドキュンと4倍

[ 2018年5月9日 12:00 ]

「丸鶴」自慢のチャーシューが登場し驚く飯豊まりえ
Photo By スポニチ

 人気急上昇の女優飯豊まりえ(20)が街の中華、洋食、喫茶店などを食べ歩きしながらオジさんたちと交流する新連載「マチメシ!」。第3回は、男の人ならみんな大好きなチャーハン。中でも「これぞ“町中華”の味」と評判なのが「丸鶴」(東京都板橋区)。行ってみると「マズいならマズいって言えよ!」と厨房(ちゅうぼう)から怖そうな人が…。味も人柄もガチンコでした。

 真っ赤な看板と洗いざらしの白いのれん。店内の至る所にメニューが貼られています。おっ、スポニチも発見。これぞ町中華の定番ですね。これでちょっと怖そうな大将がいたら…と思ったら想像以上!!声掛けるの怖いなあ。

 メニューに「当店特製」って書いてある「チャーシューチャーハン」(850円)を、優しそうな店員のお姉さんに頼みました。すると、大将の岡山実さん(71)が中華鍋を振り始めました。

 おたまで盛られたチャーハンは八角皿に丸くこんもり。これぞ!っていうフォルムですね。早速いただくと…。うまっ!その瞬間でした。「マズかったらマズいって、ちゃんと言わないとダメだよ!」。厨房から大将の声が飛んできました。でも本当においしいんだもん!こんなおいしいチャーハン、久しぶりです。

 「チャーハンはパラパラに限る」ってよく聞くけど、まるで逆。凄くしっとりしています。驚いたのはチャーシューの多さ。普通のチャーハンより4倍ぐらい大きいお肉がゴロゴロ。しかも軟らかい。なんでこんなにおいしいんだろう?

 「お嬢ちゃん、これを見てみな」。えっ!凄ーい。厨房から出してくれたのは山盛りのチャーシューのブロック。一片切ってくれました。大将って怖いんだか優しいんだか。

 軟らかさが全然違う。脂身がサラサラしてる。ひもで縛って煮込まないのが秘訣(ひけつ)なんですって。大将は毎朝漬け汁を作って、お肉を3時間漬け込んでいるんです。

 そうか!チャーハンがしっとりしているのは、漬け汁が染み込んだチャーシューのおかげなんですね。そのうまみがお米全体に行き渡っていて、口いっぱいにコクが広がります。お米もみずみずしくて卵もふっくら。薄めの味付けがチャーシューを引き立たせていてレンゲが進みます。

 ランチタイムは、大将の奥さまが作ったアイスコーヒーが1杯無料で付きます。「これだけは残さないでね」って大将。愛妻家♪しかもダンディー。えっ?元カリスマホストの城咲仁さん(40)のお父さまなの!?確かに目元がそっくり。

 1966年(昭41)の創業当時からスポニチだけ取っているんですって。うちは祖父の代からだから同じぐらいかな。「スポニチの占いはよく当たるんだよ」。あの占星術コーナーを必ず見てるなんてチャーミング♪

 パラパラチャーハンは「パラチャー」と言われて人気ですが、私はしっとりした「シトチャー」に一目ぼれしました。ご飯が豊かと書いて「飯豊」。いつか、この炒飯(チャーハン)のように、しっとりした艶のある女性を演じてみたいです。

 ≪大人気辛うま!「担々麺」≫「担々麺」(700円)も人気だ。ラー油が浮いたスープを口にすると「からーっ」と悲鳴。大将に「混ぜてから食べてごらん」と勧められると「辛うま!普通のタンタンメンと違う。やみつきになりそう。辛党に人気なのが分かります」と興奮。豚バラ肉にニラ、玉ネギ、ニンジン、キクラゲと具材も豊富で「野菜の甘みもある。体に良さそう」。

 ◆丸鶴 城咲仁が好きなメニューは、つけ麺の「中華もり」(650円)。オムライス(900円)など洋食メニューもある。東京都板橋区大山西町2の2。東武東上線「大山」駅から徒歩7分。(電)03(3955)2209。営業は午前11時から午後2時50分まで。水、金、土曜はランチタイムに加え、午後5時から同9時20分。日曜定休。

 ◆飯豊 まりえ(いいとよ・まりえ)1998年(平10)1月5日生まれ、千葉県出身の20歳。フジテレビ系「にじいろジーン」、TBSドラマ「花のち晴れ〜花男 Next Season〜」などに出演中。

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